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Hawke & God Within "Acid Funk (Original Scott Hardkiss Mix)"

 音楽をUPして、つらつらと好き勝手書くのすごい楽しい!!!

 ということで、いかにもな音楽紹介はなしで、気が向いた時に、個人的な思入れがある曲をそれにまつわる思い出とともに好きなようにUPしていこうと思います。

 (ついでに、"90年代"ってマガジンも立ち上げてみた。)


 さて、そのパツイチ目は


Hawke & God Within
"Acid Funk (Original Scott Hardkiss Mix)"



 同年代の人なら覚えてるかと思うけど、90年代初頭ぐらいからDJブームってのがあり、Hot Dog Express(押忍、試みの地平線!)やら、FineやらでやたらとDJかっけー的な記事があったような気がします。

 (そのお陰で、当時の雑誌にはCD・レコレビュー、DJのプレイリスト紹介的なコーナーがしっかりあり、"文化"に厚みが出たのはよいことかと。実際、今の40代前半でその頃にDJ始めた人間がシーンに層の厚さを出してると勝手に思ったりしている。

  と、同時に、中高生のガキが10数万円は超える機材を揃えられたあの時代は、バブル崩壊直後 ~ 崩壊したことに気づいてなかったってのもあると思うけど ~ は、いい時代だったなと。)

 で、バブルの落とし子だった俺も高校1年から留学先のパースでDJを始め、Central Stationってパースのメイン通り・Murray Streetの地下にあったレコ屋(今でもあるのかな…)でこの12インチを買いました。

 この感じの曲を買ったってことは、"Live for Hip Hop, Die for Hip Hop" をお題目に生きていたヒップホップ原理主義者だった高校1年、そこから初めてエクスタシーを食い、打ち込みに目覚めた高校2年の後半 ~ 高3の前半だったはず。

 (なぜなら、高3の後半はネタ食って・売って遊びに行くのに夢中で、レコードを買うことすら、ほぼなくなっていたから。”ジャンキーでいる"って悲しいですね。)

 当時、日本人の後輩のウメが、遊びすぎで親から強制送還となり、うちに置いていったGeminiの安いターンテーブル ~ Technics 1200はオーストラリアで買うと1つ1,000ドルオーバーでなかなか買えなかった。クスリ買うのに使ってた金を全部貯めれば、2~3か月で買えてたっしょのは言いっこなしで ~ が、日本人の相方のキャスパーとその彼女と3人と猫1匹で住んでたタウンハウス2階の1番小さい部屋にあった。

 普段は1階の居間で遊んでいて、そこには多分、TV、VHSデッキ、コンポがあり、CD、ミックスープをコンポ、夜中に延々とミュージッククリップ(まだPVって言い方なかったよね?)を垂れ流すRageって番組やってる時は、TV→RCAケーブル→コンポで聴いてたと思う。

 で、どうしてもレコード音源が聴きたくなった時は、DJセットがある2階の通称・DJルームに。

 そういう時はたいていボコボコに壊れて、目がぐるんぐるん回ってる時で、カーペットの床にピンクの分厚い安物の毛布にくるまり、「あぁぁぁぁぁぁ」なんて言いながらレコードを聴き、ぶっ壊れ、意識なんかどっかとんでもない遠くにぶっ飛んじゃって、ふと気づくとレコードはとっくの昔に終わってて、針がラベルのとこにこすれる、ずんずんずんなんていう音で現実に戻されたりしてた。

 この曲はそんな時に聴いてた曲。

 当時のパースの流行りとは完全に外れてたこともあり、この曲を知ってる、理解する奴なんて、クスリを売る方の相方のスチュワートしかおらず。多分、ジャケにアーティスト名がはっきり書かれてなかったのか、"Acid Funk"という曲名しかずっとわからなかった。

 それが曲がこの曲です。

 (この1年後に逃げるようにパースを脱出し、レコードも全部置いてきたので、その後もずっとわからず。ただこの "acid funk, acid funk, acid funk"って繰り返すボーカルだけはずっと記憶に残っていた。)

 その後、30を過ぎて、某米国系アリーナツアーの通訳と制作をやってた頃に、DJをやってた音響の奴が仕込みの時にかけてたことで再発見。

 懐かしくなるとたまにYouTubeで聴いてます。


 で、そっからいろいろググって、Scott Hardkissに行きつき、今よく聞いているのがこちら。


Scott Hardkiss 
"Come On, Come On
(Joe Claussell Dance Dance Version)"

 この流れだと、普通、主役は Scott Hardkiss になるんだろうけど、やっぱ Joe Claussell 深いですなぁ…深くて、ちと悪い。


 そして、こちらは同じ Joe Claussell の別のリミックスで、こっちは切なく、洒落てやがる。かなわんな。


Scott Hardkiss feat. Lisa Shaw
"Come On, Come On
(Joe Claussell Sacred Rhythm Version Suite)"

 

 と、初めてなもんで、すっかり長くなってしまいました。

 次回はもうちょっとさらっといきます。

 (さらっと、書きたいように書くってのがそもそもの趣旨なんだし…)


 では!

noteも含めた"アウトプット"に生きる本や音楽、DVD等に使います。海外移住時に銀行とケンカして使える日本の口座がないんで、次回帰国時に口座開設 or 使ってない口座を復活するまで貯めに貯めてAmazonで買わせてもらいます。