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星屑セレナーデ@18話

かつて200万乙女の一人だったので、柊あおい先生の最新作と聞けば読まねばならぬ。ちなみに、柊あおい作品では『銀色のハーモニー』が好きです。海くんと琴子とアダルトチームの秘められた関係性…てほどでもないけど、小学生だか中学生だったかの私の初めての性癖の扉を開いたかもしれない作品。

『星屑セレナーデ』は、別のヒット作『星の瞳のシルエット』の続編にあたる話。

WEBで連載するのは初めてぐらいの作者かな?ということもあり、話が進むのが大変遅い。とはいえ、よー考えたらりぼんだって月刊なので、単に自分が昨今の話の展開の速さに慣れすぎているだけということかも。

あらすじ

そんな今作、今のところのストーリをざっくり説明すると、

前作の次世代の話で、主人公は前作の登場人物とは関係ない大学入学したての女の子・柚希。入った大学にたまたま前作のヒーロー・久住くんが先生として勤務していて、柚希はおっさんになっても爽やかな久住教授に憧れ…という感じの話。久住くんとなんらかの関係がある同級生・昴司が絡んできたりなんだりかんだり。

18話では昴司側のつながりとして新たな登場人物が出現し、ようやく話が少し動きそうな気配。

とりあえず、最後の2ページ、柚希の衝撃を表すには十分すぎるほどすごいベタフラッシュ(通称ベタフラ)。それが一番印象的だった。

登場人物の名字が函館の町名

今回の話には全く関係がないが、この物語でちょっとニヤリとするギミックがある。

柚希の名字を始め、寮で一緒に暮らす友人たちの名字がみな函館の町名なのだ(笑)。

瀬戸口・松風・北浜・宇賀浦・入船・船見

微妙に函館の町名としてはマイナー…というか、観光ガイドブックにはあんまり載らない系の町名をチョイスしてあるところがまた渋い。俺の目は騙されない←

というのも、作者の柊あおい先生は函館在住(現在は不明)の時期があり、私の周りのヲタにはほんのりざわつきネタなのである。だって、剣道教室のチラシのイラストが柊あおい先生だったこともあるんですよ???200万乙女の一員だった者としては、興奮で死ぬ。

ちなみに、瀬戸口町は函館市のはじっこ。縄文の遺跡とかもあったりなかったりする場所。なぜその町名を使った…。と思うが、ピックアップした町名の中では町名っぽくないし名字っぽいからかな。

今後の展開が楽しみです

そんなわけで…絵柄が変わった!物語の展開が遅い!など賛否両論ある作品ですが、私は続きが楽しみです。帰省話(柚希の出身地はあたりまえに函館だ)なんかもあると、ジモティーとしてはうれしいけれど、夏休みはコンビニと割烹料理店でびっしりバイトするようだし無理難題か。

ちなみに、瀬戸口町のあたりは街灯も少なく、住民も多くないので、夜になると流れ星も難なく見えるくらいに星が綺麗な場所なんだぜ。

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