カサブランカα部員と演劇部

部員の部活へのスタンス

万桜
演劇への好意が高いというよりも部活としてやる演劇を楽しんでいる。演劇部を選んだ理由は舞台に立つ人が楽しそうだったから。ある程度本気だけれど一生懸命にもやりたいしみんなで舞台を完成させたいという文化祭のクラス展示的なノリとガチが混ざった感じ。皆で作り上げるということと演じることを楽しんでいる。

ひなた
部活は最初は嫌々というわけではないが根が真面目なので義務感で熟していた。演劇への好意が高かったわけでもない。でも舞台を完走した時や部員達と準備している時は達成感も感じるし楽しいとも感じる。演劇部へは本当に何となく入った。演劇にはそこまで思い入れも無かったが役者へのコンバートを機に段々と魅入られていく。演じるのが楽しい。幕が上がればどんな自分にでもなれるし舞台上特有の高揚感が好き。演じることで出会える新たな自分や役への没入感、自分一人では見えなかった世界が切り開かれていく感覚を気に入っている。

いろは
演劇への好意が高いというよりも部活としてやる演劇を楽しむ気持ちが五分五分。演劇部を選んだ理由は以前から一度演劇というものをやってみたかったから。ちなみにやってみたい理由は興味と面白そうというもの。万桜と似たスタンスでやっている。

美雪
生粋の演劇人。演劇が好きだし演劇をやっている部活も好き。演劇に対しては一番ストイックだが部活はそれなりに本気であれば楽しいままでいいと感じている。皆で作り上げることの楽しさも美雪が好んでいる要素である。劇団では本気で妥協しない姿が見られる。小学校高学年で見た芝居で、演劇が与えるエモーショナルな感情の動きに心を奪われる。控えめな自分でも脚光を浴び、どんな自分にでもなれるところ、高揚感、そして何より芝居によって空間を満たすエモーショナルな感情の動きを与え、与えられることが好き。

春乃
演劇が好きというよりもみんなとできる部活の演劇が好き。演劇部を選んだ理由は舞台に立つ部員達への憧れと、舞台を作るということに楽しさを見出したから。本気であるが、常に楽しいが先行してる。

総括
筆者は吹奏楽部への所属経験がないためミリしらで語るが、吹奏楽部の活動の心情的状況と似ているのではないかと思う。彼らの背景は様々であるが、コンクール等の発表の場に向けては殆どの者が本気であるのと同様のことだ。ミリしらだけど。

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