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秋さんの手記 3

 ジェムカンおじさんではない秋さんです。どうも。
 今回もカレーの福神漬けみたいな話をしたいと思います。

任天堂元社長に学ぶ推し事の哲学

 ひねるゲームスチャンネルさんでまとめられていた動画ですが、非常に興味深かったので少しだけ話をしたいと思います。
 まずは12分のこの動画を見てください。とても人生の勉強になります。

「好きなこと」より「得意なこと」にフォーカスする

「イラストを描いたら推しから反応もらえるのかな。それともグッズを作ったりしたほうがいいのかな」
 こういった「推し事をしたいけど……」という悩みをもったジェムファンは結構多いように見受けられます。

 昔から秋さんは手先が不器用で母からよく馬鹿にされていました(母はトールペイントなどの手芸が大の得意)。
 美術とか図画工作とかが好きでよくやっていましたが、イメージの具現化が出来ないんですよ。脳内で構築された完成形のデータと出力された現物が違いすぎて泣けます。

 でも本を読むのは好きでした。そしてジェムカン記事を読むのも好きでした。いざ自分でジェムカン記事を書いてみると褒められました。すると「私は文章を書くのが得意なんじゃないか?」って思い出したんですね。我ながらシンプルな思考回路していると思います。
 今もこうして文章を書いています。自分が得意だと思ってやっていられるので、これでいいんだと思います。

自分の得意なことは「労力の割に周りの人が喜んでくれること」

 先ほどは「イラストは得意ではない」と言いましたが、やっぱりイラストというのは評価する側の時間的負担が少なく、分かりやすく、そして伸びやすいです。
 ジェムカン記事を一生懸命書いていると、推しにポンとRTされるイラストを見て「イラスト描けるとか、そんなのズルいじゃん!」と思ってしまう器の小さい人間代表の秋さんです。
 だから秋さんもスケッチブックを買ってきて色鉛筆でイラストまがいのものを描いてみました。

 これは初めて描いたイラストで、『みずし猫(にゃ)』です。私としてはうまく描けたほうだと思います。
 そして一生懸命描いてみて気づきました。TLに流れてくるイラストのどれもが「目には見えない膨大な時間と経験と費やして描いている」という事実に。
 「労力」めっちゃかかってます。そりゃ評価もされますよ。むしろされなきゃおかしいレベル。みんなもジェムカン絵師をもっと褒めて!

 そうした時に自分が書いてるジェムカン記事はどうなのかって思ったんですね。
  記事にもよりますが、作業自体は私の筆が遅いという点を踏まえても仕事終わりの夜の時間で数日、もしくは休日1日で基本を書き上げます。
 そう考えた時に『手の込んだイラストを描くほどの労力』は費やしていなかったんですよね。
 それでも最近ではジェムカン記事に反応してくださっている方が初期に比べるとすごく多くて、「労力の割に周りの人が喜んでくれること」という点では成果が出ているんだろうなとも思います。ありがとうございます。

「やったことが良いこと」に騙されずに「やるべきこと」をやる

 イラストの話になりますが、ジェムカンワンドロ企画の時以外は最近はあまり描いていません。

 (週に1回ペースでジェムカンワンドロやってますので、是非ご参加くださいね?)

 フォーカスが分散しすぎると自分のやるべきことが出来なくなってしまう事に気づいたからですね。
 最近までやってた推し事としては「ジェムカン記事作成・動画の切り抜き・イラストを描く・交友関係への布教・ジェムカン小説を書く」と自分がやりたいと思ったことを好きなだけやっていたわけです。
 そこで様々なチャレンジをしてみて思ったのが「自分の中で出来る事」が増えるのは確かに楽しいです。しかし、本当にやるべきだと思っていた推し事がおろそかになるという事もあります。

 私の場合はジェムカンライター部平社員の役職を編集長より頂いていますので「ジェムカン記事」にフォーカスをしたいと思っています。
 今までやってた推し事をこれからも全部やっててもいいんですが、時間が無い。本当にない。アキボディが足りない。
 だからこそ、『成果』という名の反応を頂くために「動画の切り抜きと記事の作成」にフォーカスをして最近は活動をしています。小説『ジェムカンクエスト』の続きはものすごく書きたいんですがね。

 結論として、どんな推し事の形をとってもいいと思います。
 しかしやっぱり『行動』に伴う『成果』が無いとモチベーションが続かないというのも事実です。人の悲しき性であります。
 『成果』とはジェムファンの場合、推し事を投稿した際に返ってくる反応(TwitterでのイイネRTコメント・noteのスキ・推しからのイイネ等)で、これがどれだけ貰えるかと考える場合、この動画は非常に大切な事を分かりやすく伝えてくれていました。

 そうは言ったって自分の得意なものなんて思いつかないよ……という人もいると思います。
 そんな人はオリラジの中田さんの持論「優れるな、異なれ」を聞いてみてください。あなたの抱えているコンプレックスこそがその悩みの解決方法になるかもしれませんよ。

 という事で推し事を始めてみたいと思った人にオススメの動画を紹介するだけの話でした。ばいにゃん!

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