異なること カナダ留学日記 バンクーバー生活残り46日

人と同じでありたいか、異なりたいか。

この選択の違いだけでその人の人生は180度変わる。

どちらが良いとか悪いとかはない。

本人が望むのならどっちの生き方も正解である。

僕の場合は人生の大半は前者で生きてきたが、今は後者で生きている。

先ほどの前提をふまえたうえで僕自身の話をする。

人と同じことより人と異なることを自分の中でのルールとして生きるほうが、間違いなく幸せの最大値は高くなる。
そう考える。

誤解のないように言っておくが、僕は人生の大半を幸せに過ごしてきた。
みんなと同じであることが自分の価値観でも幸せに過ごせることには違いない。

その価値観は去年の2つの挫折(人間関係での失敗とリーダーとしての失敗)によって壊された。

人と同じであっては絶対に特別な存在になることはできない。

こんな当たり前のことに気付かされた。

よく経営学を学んでいると「差別化」というキーワードが出てくる。

これは何も経営学に限らず、就活や恋愛においても共通のキーワードである。

就活だったら、いかにして自分を他の就活生と差別化して内定をもらうのか。
恋愛だったら、相手にとって自分が特別な存在になるためには差別化が不可欠だ。

人と同じという価値観で生きていると、強烈な意識付けを行わなければ、差別化することは難しい。

一方、人と異なるという価値観を持っている人間は、生きているだけで他者との差別化要因が生まれてくる。

この違いは大きい。

「99%の人間がしないことをする」

この言葉は僕の尊敬する人物が言っていた言葉である。

少数派になることへの恐怖はいつだってある。

でもその恐怖を乗り越える勇気がない限り、自分を特別な存在にすることは不可能である。

僕は人と異なるという人生を選択したばかりだ。

まだまだ無意識のうちに他者と同じように振る舞おうとする自分もいるし、馬鹿にもなりきれていない。

でも間違いなく去年の今頃の自分より自己肯定感も強いし、人間としての器も大きくなれている。

そんな機会を与えてくれた様々な経験や人達に感謝しつつ、人と異なる道を歩み続けたい。

今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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