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【親子向け】プラ板のコツ その3 切ろう! 焼こう!

● 切るわよ

 イラストのまわりを少し間をあけて、まーるく切りましょう。細長く出っ張った部分を作ると、やくときに失敗しやすいですよ。
 穴をあける部分の確保を忘れないで。どこからユラユラさせたいか考えて、そこは間を大きめにとりましょう。でもちょっとぐらいキャラクターの頭に穴がかかっても、意外と気にならないです。

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 ↑ しっぽの部分、輪郭無視して丸く切っています。

 穴あけ、私は100均の穴あきパンチを使っています。穴をあけたいところにペンでちょんとしるしをつけたりして、上手にあけましょう。
 私はしるしをつけるのもめんどくさいので、パンチのふたをとってしまって、裏向きにひっくり返して場所を確認しながらあけています。

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 穴はパンチの限界まで奥のほうであけています。はじっこだと穴をあけるのも失敗しやすいし、焼く時にも失敗しやすい気がしています(穴がなくなってしまう)。
 ただ100均なんかのストラップのパーツ、カニカンの径が小さいので、穴が奥のほうだと通りません。1回丸カンなどをかませてからカニカンをつけるか、もしくは最初から穴をなるだけはじっこにあけておく必要があります。はじっこすぎない程よいところにあけちゃってくださいね。
 ……私はそれがめんどうで刺繍糸を通すようになりました。細いボールチェーンもいいかもしれません。

● 焼くわよ

 焼くのはプラ板のパッケージを参考にしていただくのが一番ですね。

 ・ アルミホイルをしわくちゃにして裏返し、トースターに入れる
 ・ あらかじめトースターをあたためておく
 ・ プラ板を入れる
 ・ いったん丸まりながら縮む。縮みきったら出す
 ・ 厚い本にはさんだりして、プラ板をまっすぐにする

 プラ板は1枚ずつ焼きましょう。一気にたくさん焼くとかなり大忙しです。
 トースターのふたの窓は拭いておきましょう。うちみたいに汚いと中のプラ板の様子がわかりません。裏技ですけど、ふた開けっ放しで焼いてもだいじょうぶだったりします。
 私はプラ板が縮みきって動かなくなったら、ゆっくり2カウントしてから取り出しています。おまじないみたいなもんです。
 最初はおはしを使って取り出していましたが、プラ板におはしのあとがついてしまうことに気づきました。今はアルミホイルごとトースターから出し、開いた本の上でえいっとひっくりかえして、プラ板を落としています。やけどには気をつけてね。
 あとなんとなく本もプラ板もよごれそうなので、クッキングシートを本にしいて、それから挟むようにしています。これもおまじないかもしれません。

● 穴に紐を通すわよ

 こんなの自由にやればいいとは思いつつ、一応私流の刺繍糸の通し方を。
 一度、糸を輪にしてしまってから通しています。そうするとプラ板が前を向いた状態を保てます。写真を見てもらうのが一番ですね。すごくかんたんだとわかってもらえると思います。

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● ちょっと! 手が汚れたじゃない!!

  焼いて、4倍の密度にぎゅっと濃縮された色鉛筆の絵。こすると指につきます。服とかにもつくかもしれません。
 それが気になる人はクリアラッカーを吹き付けましょう。私はタミヤのを使っていますが、100均にもあるみたいですよ。
 いらない段ボールなんかに、プラ板を両面テープでしっかり貼り付けたら、屋外など換気のいいところで、ラッカーをぷしゅーとやりましょう。
 表側の油性ペン部分はラッカーでにじんだことがあります(ちがうかも? でもそんな気がする)。表側に入り込まないように、しっかりくっつけてからやってくださいね。
 段ボール的なものに固定する理由は、プラ板ちょう軽いから、スプレーの風圧でどっかに飛んでっちゃうからです。

● さいごに

 さて、これでできあがりです! うまくいきましたか?
 余談ですが、わが子が実験教室で「プラ板を焼くとき、何を敷いたらきれいにできるか」比較実験したそうです。そして一番はクッキングシートだったそうです。何をもって「きれい」としているかはわからないものの、私もクッキングシートでいっちょためしてみました。
 クッキングシート、燃えました。炎上。
 焦げたにおいの充満する部屋で、私さんによる半泣きの消火活動がくりひろげられました。
 というわけで? 勇気と工夫と知恵のあるあなた、ぜひ、クッキングシートでの上手な焼き方を編み出してコツを教えてください。もしくは「あんたガセ掴まされてたで」って教えてください。

 え? アマビエプラ板、途中からモノが変わっているって?
 失敗したんです……。あまりにもムラムラでかわいくなかったから、自分の好きなゆめかわテイストで作り直しました。元絵ガン無視です。
 こんな感じで失敗はあるあるだし、色だって元のまんまでぬる必要はありません。一番だいじなのはたのしく作ること! 私のコツだってみんな無視してもいいんです!
 個人的にプラ板は「焼き上がるとどうなるかなー?」というわくわく感が好きです。失敗ありきの楽しさがあると思うんです。
 ゆめかわアマビエちゃんも私の思惑よりちょっと濃すぎるしね……初めに全体的にうっすら白でぬっておいてもよかったかも。
 と、次回に向けて、今でも創意工夫の日々だったりします。

 だいたいなんとなくコツつかめたでしょうか? 質問があるかたはお気軽にコメントください。無視したらごめんなさい。忘れっぽいだけです。

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