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【親子向け】プラ板のコツ その1 イラストのえらびかた

● はじめに 

 長い休校で時間を持て余すキッズと保護者の方、多いんじゃないでしょうか。
 で、プラ板なるものに挑戦してみようと思ったり、実際やってみて「まあおおむねうまくいったけど、これもう少しいい感じにいかないものかしら?」ってご家庭もあるのでは? あるよね?

 私、趣味で3年ほどプラ板を作っております。

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 (なんとなく顔の部分はかくす)
 その中で下手くそなりに掴んだいくつかのコツがあります。と言ってもプロレベルのすごいやつでなく、

 ・ 元になるイラストを写して作る
 ・ イラストはネットで探して印刷
 ・ 油性ペンと色鉛筆を使う
 ・ 最終形態としてはストラップ

 というときのコツのお話をします。それ以外のすごいのはわかりません。
 著作権的にアレだし、本当、個人的に作って個人的に楽しんでねってやつなので、小学生ぐらいの子が「今までより、もうちょっといかした炭治郎ストラップ作りたいな」みたいなときにちょうどいいかと思います。

 年寄りの長話グセで思ったより長くなったので、めんどうなひとは最後の「まとめ」だけどうぞ。

● 用意するもの

 ・ プラ板
 ・ 油性ペン(極細と細があるとべんり)
 ・ 紙やすり(目が細かいもの)
 ・ 色鉛筆
 ・ ハサミ
 ・ 穴あけパンチ
 ・ アルミホイル
 ・ トースター
 ・ ぶあつい本など重しになるもの
 ・ ストラップの紐になるもの(私は刺繍糸を使っています)

 あったら便利なもの … クッキングシート、クリアラッカーといらないダンボール

● 元になるイラストのえらびかた

 プラ板をなんかいい感じにするには、まずイラスト選びがたいせつなんだ!! キッズたちなんとなくきれいとかかっこいいとかで絵を選びがち! が、しかし!!

 できるだけそのキャラクターの全体が入ったようなイラストを選びましょう。プラ板は絵のまわりを切り抜いて焼くからです。
 たとえば桜並木を背景に横顔がバーンとあって、後頭部は絵の外にはみ出しているような絵があるとします。

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 でもプラ板ってキャラクターだけ写しとることが多いですよね。そういう絵を写して切り抜いてできあがるのは「後頭部がいきなり消えているキャラの絵」です。

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 不自然でもかまわない! どうしてもこの絵がいいんだ! もしくは、だいじょうぶ自分で後頭部を描き足すわ! ってガッツがある子以外に、こういう感じの絵はおすすめしません。

 じゃあオレがんばって背景もぜんぶ描いて、四角く切るわ! というのはどうかというと、それもあまりおすすめできません。
 プラ板は「まっすぐ」に弱いです。焼くとどうしても歪んで、きれいな四角になりません。描いた絵のまわりを丸みを持たせて切り抜くようにすると焼き上がりとのギャップが少なくなります。
 あと、角が鋭利だと肌をひっかいてしまう恐れもありますね。やっぱりなるだけ「四角」はさけたいと思ってしまいます。

 とにかく「最終的にまわりをハサミで切り抜く」ことを念頭に、それでも変にならないなってイラストを選びましょう。
 しろくま描きたいけど、このしろくまはねこの後ろに重なっていて全身見えないからうまくいかないかなーとかそんな感じでね。
(とはいえ全身が入ったイラストって作品によっては意外となかったりします。首から上だけだと生首っぽいです。胸ぐらいまであるといい感じ)

 もうひとつ避けたいのは「細長いもの」。日輪刀みたいな形ですね。
 これは焼くときヒッジョーに失敗しやすい。
 プラ板って丸まりながら縮みますよね。細長い形だと丸まったときにはじっことはじっこがガッツリくっついちゃって、わっか状になることがあるんです。あわててはがしてもあとが残っちゃったり。
 ぜったい無理とは言いませんが、焼くとき相当慎重に様子を見る必要があると思います。

● イラストの大きさ

 私はいつもLL版の大きさで印刷しています。で、A4コピー紙の左いっぱいに印刷する。
 個人的にこの「紙の半分にイラスト、もう半分は真っ白」がとても使い勝手いいです(これについては次回くわしくお話しします)。

 例えばセリアで売られている一番大きいプラ板はA3。なので、だいたい4つ作れることになります。

 このサイズにしている理由は、
 ・ 焼いた後に小さくなりすぎない
 ・ うちのトースターに無理なくおさまる
 ちょうどいい感じだからです。

 ご存じのとおりプラ板は焼くと1/4ぐらいに縮みます。
 もちろんちっちゃいのをいっぱい作るのもかわいいし、逆にうちのトースターめっちゃでかいよ(あるのかな?)ってご家庭なら、もっと大きなサイズも可能ですね。

● まとめ

 ・ 100均で必要なものを買ってこよう
 ・ まわりを切り抜いても変にならない絵を探そう
 ・ 四角はやめておこう
 ・ 細長いのもやめておこう
 ・ 9㎝×13㎝ぐらいの大きさが作りやすい


 


 長くなりました。
 第1回はここまで。次は絵の写しかたのお話をします。実際に作りながらメイキング画像を撮ろうと思うんですが、今まさに作るめんどくささと戦ってる最中なので遅くなると思います。

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