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Midjourney 勉強中 1度でいろんなバリエーションが生成される機能

こんにちは。アキスケです。

Midjourney のバージョン6に新機能が追加されたらしいので試してみました。

AI画像生成というと、だいたいはプロンプトを入力すると4枚ぐらいのサンプルが出力されます。

当然その4枚はおよそ似通った画像になるのですが、今回の新機能の場合は、そのサンプルが割りとバラバラな感じで出力されるというものです。

"sref random"というプロンプトを入力するとできるようなので勉強がてら試してみました。


使い方は、つくりたい画像を表したプロンプトの後に「--sref random」と入力するだけです。

今回は「ロサンゼルス・ドジャースのヘルメット」というプロンプトで試してみました。

まず、"sref random"を使わずに通常どおり生成するとこうなります。

ar 16:9 は、画像の縦横比を
指定するプロンプトです

次に「--sref random」を使って生成してみました。
すると

上記のように色や構図など、はじめよりもバリエーションをもって画像が生成されました。


さらにこの機能は"style reference"という機能と併せて使うことでより効果を発揮するらしいので、それも試してみました。
"style reference"は、ある画像の雰囲気をベースにして画像生成する機能です。「この画像と同じ雰囲気のまま別の画像をつくりたい!」という時に役に立ちます。

参照にした画像は、以前に生成したこちらの画像です。

そのうえで先ほどと同じようにロサンゼルス・ドジャースのヘルメットを画像生成してみます。
その結果がこちらです。(野球から離れないようにしたかったので「baseball」をプロンプトに入れています)

確かに参照画像の雰囲気を反映しつつ、いろんなパターンのヘルメットの画像が生成されました。

これロゴの作成とか、とにかくいろいろな案が欲しい時などに使えそうですね。


というわけで今回はMidjourney のバージョン6に追加された新機能、"style random"を試してみました。

・どんな機能
生成画像のサンプルにランダム性を持たせる

・使い方
[プロンプト,--sref random, アスペクト比など他の要素]で入力する

・その他
"style reference"機能と併せて使うとより効果的

以上になります。

ちょっと使ってみた印象としては、何かのデザインのインスピレーションが欲しい時に役に立つ感じかなと思いました。

逆にいうと、ドンピシャで「これが欲しい」という使い場合には適さないので、何を生成したいのかを決めたうえで使うことが肝心と感じました。そういう意味では他の機能も同じですね。

それでは、また。

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