【注目したいデータ(過去10年)】

1. １〜２番人気の勝率低め

2. 「外枠」不振、「差し」◯

3. ３〜４歳馬◯、５歳馬以上△

4. 前走「府中牝馬Ｓ」に注目

①
１番人気の複勝率は高いが、勝率は低く、
【1.2.2.5】という成績となっています。
二番人気はさらに劣勢気味で、人気馬に全幅の信頼は寄せづらいかなと思います。
対して３番人気が好調で【4.0.2.4】という好成績となっています。
ただ10番人気以下が馬券内に入っていることは少なく、大穴馬券は狙わない方が良いかもしれません。
狙うなら中穴までにしましょう。

②
外枠の成績があまり良くありません。
対して内枠は◯。
コース的にはあまり不利が生まれるような作りにはなっていないので、参考程度でいいかもしれません。

③
４歳馬の成績が優秀。
軸は４歳馬から選択するべきでしょう。
３歳馬は斤量差が◯。
斤量差からの好走もあります。
６歳以上は割引評価です。

該当４歳馬
アートハウス
ゴールドエクリプス
サリエラ
ライラック
ルージュエヴァイユ

④
前走「府中牝馬Ｓ」好走馬は、
エリザベス女王杯でも好走するケースが多い。
前哨戦として出走する馬も多いため、当たり前と言えば当たり前だが。
あくまでも参考程度に。

「府中牝馬Ｓ」出走（馬券内）
１着ディヴィーナ
２着ルージュエヴァイユ
３着ライラック

【全頭診断】

１枠１番 ブレイディヴェーグ 評価 Ａ+

前走「ローズＳ」２着。
確かな瞬発力で１着のマスクトディーヴァへ肉迫。その後、マスクトディーヴァは秋華賞でリバティアイランドに次ぐ強さを見せつけたことから、対比的にその能力は高い。
前々走の時計が非常に優秀。
斤量◯。
ルメール騎手◯。
出遅れ気味スタートが若干の割引評価。

２枠２番 ルージュエヴァイユ 評価 Ａ+

前走「府中牝馬Ｓ」２着。
途中、展開不利があったため、実は１着のディヴィーナより強い競馬をしていた。
この位置取り的な不利は、
松山騎手の手腕によるものだと仮定して、
松山騎手継続なので若干の割引とする。
「差し」◯。
４歳馬◯。
騎手が変わればＳ評価にしたかった。

２枠３番 ハーパー 評価 Ａ

前走「秋華賞」３着。
同期のライバル、リバティアイランドと比較されがちだが、その能力馬高い。
どのレースも大きく崩れることはなく、馬券倍率が高い。
しかし、どのレースも展開が向いており、歴戦の歳上牝馬たちとでも、同様の大崩のない競馬が出来るのかに注目したい。
斤量◯。
川田騎手◯。

３枠４番 ローゼライト 評価 Ｃ

好材料なし。

３枠５番 イズジョーノキセキ 評価 Ｃ

好材料なし。

４枠６番 ディヴィーナ 評価 Ａ-

前走「府中牝馬Ｓ」１着。
５歳馬△。
レース展開は、完全にこの馬に向いていたためそこまで評価できないが、
先行リードを持続出来る脚は京都2200mでも活かせるはず。

４枠７番 ジェラルディーナ 評価 Ｓ

昨年のエリザベス女王杯１着だが、阪神競馬場開催なので度外視。さらに重馬場だっため、展開はこの馬に向いていたことから、あくまでも参考程度の方が良いだろう。
もちろん強い馬なのだが、近走の凡走から人気を落とすはずなので、能力とオッズに差が生じており、期待値が高い。
凡走とは言え、宝塚記念では１着のイクイノックスに、内不利を突き進み0.2秒差と、重馬場でなくとも能力を発揮することが出来る。
連覇に期待したい。
枠◯。
５歳馬△。

５枠８番 シンリョクカ 評価 Ｃ

好材料なし。

５枠９番 アートハウス 評価 Ｂ+

前走から８ヶ月ぶりのレース。
前走「中山牝馬Ｓ」４着。
斤量差がありながらの４着は評価出来る。
１着は宝塚記念でイクイノックスに勝ってもおかしくなかったスルーセブンシーズ（凱旋門賞４着）との斤量差は3kgだったことから、その能力は高い。
穴馬、ヒモにおすすめ。

６枠１０番 ククナ 評価 Ｃ

好材料なし。

６枠１１番 ライラック 評価 Ａ

前走「府中牝馬Ｓ」３着。
最終直線、前の馬を避けるために少しブレーキをかけていた。
これがなければ勝っていたのはこの馬だったかもしれない。
ルージュエヴァイユに次ぐ強い競馬。
追い切り映像からは、
より一層の成長が感じられた。

７枠１２番 ゴールドエクリプス 評価 Ｃ

好材料なし。

７枠１３番 サリエラ 評価 Ｂ−

近走ではあと一歩で勝ちきれないことが多く、
メンバーレベルが上がってしまうと、それがさらに顕著になってしまう。
外枠を引いてしまい、印は打ちづらい。

８枠１４番 マリアエレーナ 評価 Ａ-

前走「オールカマー」４着。
４着だが、１着のローシャムパークとは0.2秒差かつ、実は２着のタイトルホルダー、３着のゼッフィーロとのタイム差はない。
これで人気が落ちるのなら、その期待値は高い。
2000mを主戦場にしてきたが、2200mの距離延長はプラスに感じる。
外枠△。
５歳馬△。

８枠１５番 ビッグリボン 評価 Ｃ

好材料なし。

【印馬】

◎7ジェラルディーナ
◯2ルージュエヴァイユ
▲1ブレイディヴェーグ
△11ライラック
△3ハーパー
△6ディヴィーナ
穴14マリアエレーナ
穴9アートハウス

【結論】

というわけで相変わらず絞りきれない全頭診断でした。
なんだか今回は実力が真ん中あたりの馬が少ない気がしました。
上位陣は上位陣で実力拮抗してて、
来なさそうな馬はまっったく来るイメージが沸かないみたいな。

あれこれ考えて結局好きな馬を買いそう。

がんばれ！ルージュエヴァイユ！