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秋田美人研究室~秋田県民のための『秋田美人』をめざして~

始めましてこんにちは!

私の企画運営している『秋田美人研究室』についてまずは簡単に
説明させて頂きます。

秋田美人研究室ってなに??


秋田美人研究室は『秋田美人って何だろう?』『どういうの事に使われているの?』『これって秋田美人??』『秋田県民のための秋田美人ってなんだろう??』と色々な意見を集めて秋田美人について考査研究するチームの事です。
現在秋田県の若者活躍プラットフォームの#あなたラボの中で主に活動しており、メンバーは20人ほどいます。

秋田美人ってなんだろう??

皆さん。秋田美人についてどんなイメージを持ちますか??
どんなイメージを思い浮かべましたでしょうか。
『白い』『綺麗』『優しい』『儚げ』『素直』そんなイメージですか??
秋田県観光文化スポーツ部 観光振興課作成の『あきたおばこ』のイメージ?
はたまた(公財)秋田観光コンべンション協会の毎年作成している『秋田美人ポスター』のイメージという人もいるのでは??

あきたおばこポスター あんべいいな秋田県

でも、今日はもう少し地元民寄りでお話させて頂きますね!
まず、秋田美人という言葉は自然発生的に秋田県民を指す言葉として作られた言葉ではないと個人的に思っています。
詳しい話は秋田県の歴史のお話しになりますのでまたお話させて頂きたいと思いますが、端的に言うと『観光客向け』に作られたコトバと個人的には解釈しています。
それでも『秋田美人』は今や秋田県には欠かせない大事な大事な資産です。

では、今なぜ私たちが考える必要があるのか??
1.『秋田美人』が秋田県民にとって負担となっていないか。
2.『秋田美人』は女性を観光資源(物)として扱っていないか。
3.『秋田美人』は今の時代に合わなくなっているのではないか。
4.『秋田美人』は秋田県民にの為になっているか。

【1について】
コレは人によります。私は『秋田美人』なんて言われたら嬉しくなってしまうタイプなのでアレなのですが、その場は多少秋田県代表みたいにいつもより『いふりこぎ』してしまいます。
もちろん鍛え上げられたカアチャン世代は「あい~しかだね!そんたごど言ってもあどなんも出ねや!」なんて言って笑い飛ばすでしょうが、みんなそんな性格なわけではないので・・・。
あまり自分の事イケてると思っていないひかえめな女性が出張先で『秋田県ですか!秋田美人ですねぇ!』なんて言われたら「絶対思ってないデショ;;」って縮こまってしまうって人も…;
そんな事を含めて『秋田美人』が県民にとって負担になっていたりしないか。

【2について】
最初に「端的に言うと『秋田美人』は観光客向けに作られた言葉」と言いましたが、明治から昭和初期に誕生したと思われる秋田美人は、人の行き来が容易でない時代に≪雪深い郷の色白の美人≫という魅力で人々を魅了させました。
その流れを汲んでいるので秋田美人を頑張れば頑張るほどともすれば女性を観光資源化しているとも受け取られ、【3】の今の時代には合わなくなってきている様になってきている。
秋田県人は女性を物扱いしているつもりは無くても県外の人や海外の人、あと20年後の若い人からみると受け入れ難いものになっているかもしれません。
これがアイドルや○○コンテストの様な商売であったりすれば問題ないのかもしれませんが、観光という県や行政と温泉地、観光地が複雑に入り組んでいる事から『止めましょう!』とも言えないので問題と言うか、課題と言えます。

【4について】
観光客向けに作られた言葉なので、日常で『○○先輩って秋田美人だよね!』なんてもちろん言いません。
じゃあ、今に秋田美人は要らぬ十字架を背負わせるだけで秋田県民のためになっていないのでは??とも思うのですよね。
外の人の為に作られた言葉ではあるけれど、これからは秋田県民のために『秋田美人』がなればいいな。と思っています。

今の秋田美人が悪いとは思いませんし、それも支えてくれている大事な要素だと思います。でも微修正(アップデート)は必要ではないかと思います。
だれも傷つけないで、と言ったら綺麗事に聞こえるかもしれませんが、明治に誕生し、大正で育まれ、昭和で栄え、平成で定着し・・・。
令和で『悪い習慣』って言われたくないな。もっと良いものにアップデートして、秋田県民のためにも良いものになればいいと思っています。
でもそれは私ひとりが『こうだと思う』『こうしよう!』『これは良い!』『これはダメだ!』と言うのでは違うと思います。
だから秋田美人ってなに??秋田美人ってこういう事??そんな『??』と考えをみなさん考えませんか??

それを考える場所が秋田美人研究室です。