見出し画像

費用対効果と対費用効果


前回 対費用効果 と書いたのですが、
cost performance、CP。。。

自分ずっと 対費用効果 と称していたんですが、
費用を考えて効果が生まれる、ではなく

費用を考えて効果が生まれる、
効果を考えて費用を決める。

のような、どちらかが先でも意味がある言葉だと
対費用効果ではなく費用対効果の方がしっくりくるとかなんとか。。。

自分は 対費用効果 で覚えたんですが、
以前はここ十数年で言い方変えたのか元々間違えて覚えたのか。。。

書きまくっててゲシュタルト崩壊起こしてきました笑


そしてその費用対効果(覚えた)。

今でもやはり広告という媒体は重要で、告知、発信して認知してもらい
そこから判断作業に入るわけです。

例えば日焼け止め。
あー、日差し強いな。今年は日焼け止め買うか。となった場合。


ご新規さんですね。

ドラッグストアに行きラインナップを見たときに
なにかしら記憶の中に残っているパッケージを探します。
サブリミナル的に。

電車のドアに貼ってある広告なり
お昼番組、野球中継の合間のCM。
テレビを観ない人間ならネットのバナーなどでしょうか。

商品のパッケージ、キャッチコピー、CMに出演されているタレントさん。その商品のロゴ。ちゃんと記憶していなくてもふんわり脳内にイメージしているものを手に取ります。

露出は大事。

口コミをネットで調べていく場合でも、
口コミ数が多い方が参考になるわけで、
母数が多い、売れている。なんでか→広告を打っているから。というループになります。
例外も多々ありますが 無名の商品でも誰かがTwitterで

これいいよ!

と発信して、瞬く間にバズれば一気に拡がりますが、
それも発信の媒体や形状が違うだけ。。。

で。

映像は文字の7倍情報量があると何処かで聞いたことありますが、
それだけ重きを置くカテゴリにおいて、
写真はかなり重要なファクターになるのですが、

ここにいくら掛けるか、です。

安くてもいいものは出来るし高くてもそれなりなものは当然ありますが
企業様から広告用の撮影の依頼を受けたとします。

アクセサリーの撮影をしてほしい。とご依頼いただいたときに
その企業様の規模によって違います。

資本金も少なく、これから頑張るぞ、という企業様と
誰でも知っている大手のメーカー様。
クライアント様が割り当てられる予算は違います。

でもこちらが請け負った場合、予算に限らず撮るレベルに差はないです。
豪勢なスタジオを用意、や一流メーカーのストロボや小物などが準備できる、というような単純に金額として掛かるコスト的には変わるかもしれませんが、技術としては基本変わりません。


これから頑張るぞ、な企業様は限られた予算の中で
単価は掛からないけど腕はまぁまぁ、未知数のカメラマンさんに。
大手メーカー様は予算をたくさん出して技術もサポートも信頼あるカメラマンさんに依頼する。


広告に予算をあまり割かない場合だと変わります。
経験も自信もあるカメラマンさんなら安く引き受けないか、
それなりの撮影レベル。

自分が中くらいのところでこのような状態なので
ここで悩んでます。
これから売り出すクライアント様でも
価値を見出していただき、きちんとした予算でご提示いただいた案件と、
以前からお世話になってますが予算自体は低く、安定して仕事を回してくれるというほどではないクライアント様。

同じ内容の撮影やレタッチで、いただける金額に5倍の開きがあります。
交渉もしたのですがこちらも生強っかクライアント様の経営状況も知っていて、
自分が割と最初の方からお世話になっているところなので
予算が出ない、と言われればそれ以上はないのですが、
さすがに熱量が変わってきます。モチベーションといいますか。
納品するもの自体はプロとして今できる限りの内容で仕上げますが
きちんとした予算でご提案いただいているクライアント様に申し訳なく思ってしまう。

今までではこういう悩みは出なかったのでいい意味で過渡期なのかもしれませんが
個人事業では相場があってないようなものなので、
客観的に、可視化できないモノの価値を自身で見定める意識を作らねば。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?