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性自認がわからない

気温がわけのわからない時期になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分は先程コーヒーを飲んでしまい、全く寝れなくなってしまいました。そんな中でふと自分のあり方について考えることがあったので、ついでにこの記事を書くことにしました。

自分の性自認や性的指向について言及することはそこそこありましたが、今までガッツリ残しておくことがなかったので、今後もしかしたら考えが変わるかもしれないと思うと今の気持ちを残しておいた方がいいのかもなと思い執筆に至りました。ただ先に結論から言ってしまうと、自分の好きに生きればいい、既存の性別に当てはめようとしなくていいという事が言いたいだけなので、もし悩んでいる方がいたらそれを念頭に置いて見ていただけるといいなと思います。

あと、当たり前ですが自分語りしかしていないので、興味のある方だけ読んでいただけるとうれしいです。

自分の性自認について

そもそも性自認とは、簡単に言うと、「自分の性をどう認識しているか」という概念のことです。

これに関してはもうジョブレインボーさんの記事が世界一わかりやすいのでそこを見てください。

ちなみに、自分の性別はここでいう「Xジェンダー」に該当するのではないか?と思います。

Xジェンダーというのは、「性別が男性とも女性ともいえない立場にある人」のことです。
その中にも「中性」「両性」「無性」など色々あるのですが、自分としてはとにかく性別に当てはまりたくない、自分の意思で自分の好きに生きたい!と強く思っているため、定義としてはここでいう「無性」に当てはまるのだろうなと思います。

ですが、自分は生まれつきXジェンダーだったわけではありません。そもそも定義を知らなかったのだから当たり前ではあるのですが、明確に性別を意識したくなくなったきっかけがありました。ちょっと重い話なので、無理そうでしたらスキップしてください。

高校生の頃の話なのですが、当時自分の通っていた学校では制服がスカートもズボンも自由に選べるという結構進んだ制度を取っている学校でした(今はもう当たり前かもですが)。その時の自分はスカートがどうしても嫌だったため、ズボンの制服を着用して通おうと考えていました。
しかし、親から猛反対をされてしまいました。理由を聞いたところ、「そんな格好で歩いていたら男だと勘違いされる」「お前は女であってLGBTでもなんでもないのだからスカート以外の着用なんか絶対に認めない」と言われました。

そこで、「自分は世間でいう普通の人間ではないのだ」と自覚しました。当時はその件で精神的にだいぶダメージを喰らい、毎日塞ぎ込んでいました。

自分はなぜ生まれの性別が女だっただけで女のテンプレに当てはめられて自分の考えを抑え込まれて生きなければならないんだろう?こんな思いをするならば、もう性別のことなんか考えたくない。でも、そうしたら自分は一体何者になってしまうんだろう。自分の頭がおかしいのだろうか。いや、でも……

毎日ぐるぐる考えていた中で、先程のサイトに辿り着き、Xジェンダーという概念を知りました。

その時は本当に世界が光り輝いて見えました。今まで孤独にうちひしがれ、自分が何者かわからなくなっていたところを、自分以外にも同じ考えの人がいるんだ!と知れた時の感動と喜びと安心感は本当にとんでもなかった記憶があります。

だからこそ、自分も積極的に発信することにしています。自分の投稿を見た事で、自分のように助かる人が少しでもいたらいいなという思いがあります。決してあなたはひとりではないです。

ただ、これだけ語っておいてあれなのですが、自分としては今となってはXジェンダーだという自認もあまりありません。自分の好きに生きているだけだからです。性別に縛られたくない!と思って生きているのに、新たに「Xジェンダーらしさ」にとらわれてしまったら本末転倒だなと思ったので、今はあえてそこも考えないようにして生きています。でも、こんな性自認もあるのだと知っていただけたらとても嬉しいです。

性的指向、恋愛指向について

ここからは特にそこまで重い内容はなく、自分の好きになる性について語るだけになります。ちょっとややこしいので、理解できなかったら申し訳ありません!

ちなみに概念的によくわからないという方は、またこちらのサイトの解説を見てから読んでいただけると助かります。

早速ですが、自分の性的指向は「パンセクシャル(全性愛者)」です。

男性も女性も好きになるバイセクシャルは聞いた事がある方もいると思いますが、自分の場合はもう好きになるのにそもそも性別が関係ないという感じです。見た目や性格が好きだなと思ったら性別とかどうでもよくて、誰でも好きになります。

ちなみに余談なのですが、自分の場合はアニメや漫画などの推しキャラにおいてもそれが適用されるため、二次元においては性別問わず人間もモンスターもケモもメカも全て大好きという無敵状態になっています。何を見ても嬉しい。

ただ、恋愛指向の方が個人的にめちゃくちゃ厳しくなってしまっています。
恋愛指向というのは「恋愛の対象が誰か」という事についての話になるのですが、「異性に恋愛感情を持ち、性的関係も持ちたいと思う」という方が大半であろう中で、自分は「性別問わず好きになった人に恋愛感情を持つが、性的関係は一切持ちたいと思わない」のです。

専門用語でいうと、ノンセクシャルというらしいです。
自分の場合、とにかく自分自身に性的な目線を向けられるというのが嫌です。いくら恋人といえど触られたくもなく、ハグが限度です。

ただ、自分自身は万物が好きなため、万物に恋愛感情も抱けば性的感情も抱きます。踏み入られたくないだけなのに、ストライクゾーンだけはめちゃくちゃ広く、自分でどうすればいいのか分からなくなってしまっています。

というかそもそも恋人もいません…こんなにガードの堅い人間を好きになる人なんているわけがないし、こちらとしてもこのカチコチの考えに同意してくれて受け入れてくれる人を探すのがしんどいため、何事もない日々を過ごしています。それに、次の項目でも書こうと思っていたのですが、リアルで公言する勇気がないというのも交友関係が広がらない大きな理由だと思います。

社会でどう生きてる?

結論から言うと、自分の場合は女として生きるしかなくなってしまっています

現在、自分は社会人として働いているのですが、まず履歴書の性別欄で「女」に丸をつけて入社しましてしまっています。それしか用意がされていないため仕方なくですが、すごく嫌でした。
その上、今まで全く接点のない人達に囲まれて仕事をしなければなりません。そんな中で、「自分LGBTで自分の事は女だと思ってなくて全性別好きなんですよ」なんて自己紹介はできません。怖すぎます。何が起こるか分かりません。差別主義者が隠れているかも分からない場所で公言する勇気などないので、履歴書と体の性別通りに女として生きるしかないのです。

でも、正直しんどい時の方が多いです。「女性たち」として扱われるのが本当に違和感しかないです。体の性別はそうだからな……と気にしないようにはしていますが、やはりたまにしんどくなってしまいます。
かといって公言して変に配慮されてしまうのもすごく面倒に思えてしまうので、会社にいるうちは女性として生きることにしました。その方がリスクも少ないからです。

今後様々な性自認を公言してもそのまま受け入れてもらえる理解のある社会になるといいなとは思いますが、今の社会では厳しいのだろうなと思います。自分が弱いだけだとは思いますが、こちらが順応するしかないのだろうな…

あれだけ自由に生きようぜ!といったようなことを言っておいて結局嘘ついて生きるのかよと自分でも思いますが、「会社では女性モードで生きて、プライベートでは思う存分弾ける」という生き方が自分に合っていただけで、それを強制している訳ではありません。

けど、いつの日かどんな性自認どんな性的指向の人も自由に社会でも生きられるようになる日が来てほしいです。そうすれば、いちいち自分を装わなくて済むからです。

長々と色々書いてしまいましたが、眠くなってきたのでそろそろ締めようと思います。
この記事で、少しでもセクシャルマイノリティという概念を知っていただけていたら幸いです。世界には本当に色々な人がいます!人の数だけ考えがあります!色んなしがらみにとらわれることなく、自由に生きましょうね!

毎年6月はプライド月間です。よかったらこちらについても調べてみてくださいね。

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