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こんにちは(仮)

「蔵帳」というものがあります。厳めしい名前ですが、要は「持っているものリスト」です。

家蔵道具、特に茶道具の目録。茶道の名家の所蔵品は名物とされる場合があった。「遠州蔵帳」「雲州蔵帳」「鴻池蔵帳」などが著名。 『大辞林 第三版』(コトバンクより)

蔵なんて持っておりませんが、骨董、美術品、雑貨(同じような物でも色々と呼び名がありますよねー)等々を細々ながら集めており、書物と相まって結構な分量になってきていることから、せめて何を持っているのか位は把握できるようにと「蔵帳を作ろう!」と決意して幾星霜、遅々として事業は進まず物欲の波にもまれているところです。

当初は「蔵帳.xlsx」に「品名」「作者(ない場合は時代)」…といった情報を打ち込んでいましたが、一度ファイルを開かないともう駄目ですね。あっという間に唯在るだけの存在と化し、パソコンが壊れた際に思い出となりました。

そこで今度は、
①入手
②スマホで写真を撮る
③クラウド内「蔵帳」フォルダに放り込む
④「上口愚朗(作者)・井戸茶碗(品名)・○○美術(入手先(任意)).jpg」のようなファイル名を付ける(後でまとめてでも)
という形にしてみたところ結構続いています。「茶道具」「木工」とかフォルダごとでカテゴライズ(見やすさとかより単純にガチャガチャ入れ替える作業が好き)しやすいですしね。

こんな感じの写真。自分で眺めるだけなのでそんな気を遣って撮影する必要もないし、何より画像が増えていく様が違う物欲を満たしてくれる気がします。

本当は箱や布等の付属品も撮るべきなのでしょうが、別に商売しているわけでもなし、手間が掛からないのが一番。

もっと良い方法を思い付くまでは当面この方式でやっていくつもりですが、冒頭に「遅々として進まず」と書いたようにまだ終わってないんですよね。押入などから掘り出して、撮影まで持っていくまでが中々ね…。

特に何を書こうと決めないまま、他の方がやってらっしゃるので、頻度とかテーマとか全く決めずに「自分も何か書いてみよう」とこの度noteを「文の落書帖」的に始めてみました。

どうでも良いですが「『面白きこともなき世をおもしろく』がプロフィールに入っているアカウントは変な人」みたいなのを聞いたことがありますが、「○○もすなる日記といふものを、○○もしてみむとてするなり。」で始まる書き物も中々危険な香りがしますね。

おわり

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