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#16.「披露宴後半(2)」|ブライダル一筋30年!フォトグラファーの備忘録

前回は、再入場直前までだったので、今回は『再入場』のテーブルラウンドなどをお話します。


再入場時の演出

お色直しでご入場された後は、『キャンドルサービス』や『各テーブル毎の写真撮影』や、それに変わる『新しい演出』など、再入場時は各テーブルをラウンドしながらの進行が多いですね。

テーブル毎の写真撮影のスキル

各テーブル毎の写真撮影』のラウンドの場合だと、タイムスケジュール上では、1テーブル1分以下なんて時もあるので、ゲストへの声がけと誘導をスムーズに進めるのも、ブライダルフォトグラファーのスキルとして求められます。
言葉遣いはさることながら、明確な意図を伝えられるよう、日ごろから意識しましょう。
のちに振り返った時に、ご友人との楽しい時間が、すぐに思い出せるような写真を沢山撮りましょう。
また『各テーブル毎の写真撮影』は、「撮影」→「談笑」→「次のテーブルへ移動」を卓数分行う訳ですが、「談笑」時に、ゲストやお二人のリアルな笑顔が沢山撮れるチャンスなので、単焦点などで記念写真とはガラッと変わった撮り方をすると、あとでかっちり目線の記念写真と時系列に並んだ時に、退屈にさせないアクセントになると思います。

結婚式は喜怒哀楽のストーリー

一枚一枚の写真のクオリティーは、勿論、意識して撮影をしていますが、結婚式の撮影って、全体を通してのストーリー性や喜怒哀楽が沢山つまったセレモニーなので、一つの進行でも2台のカメラで多面的に撮影するのが僕はいいと思っています。

歓談の俯瞰イメージ

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