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クリニックでピアノを演奏することは①

2023年になり、私の仕事始めはクリニックのピアノ演奏でした。
ちょうど昨年は、クリニックのピアノのお仕事を始めて10年になりました。

きっかけは、クリニックのピアノ演奏していた後輩から、"クリニックで新しくピアニストを募集しています。弾いてみませんか?!"の言葉に、直感で、やってみようと思いお返事をしたら、すぐに決まりました。
ご縁があったお仕事だったんだな〜と、今でも思っています。

クリニックでは、すべての患者さんがピアノの音色を心地良いと感じているわけではないと思います。
体調がすぐれないのですから、待合室では、ゆっくり何も考えずに瞑想のように目を閉じている方。
本を読んでいる方。テレビに夢中になっている方。
(私のピアノの生徒で、患者として来ている方は、
私が弾いていると、喜んでいます。)

また、看護師さんが患者さんを呼ぶタイミングを確認しながら、タイミングよく演奏するのも、今はかなり慣れてきました。
ピアノの音で、名前が聞こえなかった!
なんてことがあったら大変ですから。

クリスマスの時期は、小さなお子様から、
必ずリクエストされるのが、"あわてんぼうのサンタクロース"です。
ピアノに合わせて、小さな声で歌ってくれるのが可愛いですね。
混み合うクリニックの待合室が、あたたかい空間になります。

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