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秋のうるおい薬膳&低温期の薬膳:ごまごまカンタン白和え

潤い補給が大切な秋。
代表的な食材のひとつが「とうふ」。
意外かもしれませんが薬膳でのとうふの性質は、体を適度に冷やします。なので暑い時期は冷奴のように冷たいままでもいいですが、涼しくなってきたら温かい料理にしたり、薬味をたくさん使うほうが体にとっては良いので覚えておいてください。

白あえというと、ちょっと面倒なイメージがありますが、ひじきの煮物を応用するとすっごくカンタンにできちゃうので、ひじきの煮物を作るときに多めに作って取っておいて、アレンジ版で作ってください。

《秋の薬膳:ごまごまカンタン白あえ》

<材料 4人前>
ひじきの煮物 とうふと同じくらいの量
木綿とうふ 1丁
ほうれん草 1/2束
白ごま 適量

※ひじきの煮物は残り物なので適当量で良いです

①ほうれん草は切って茎→葉の順に熱湯に入れ、さっとゆでて冷水にとって絞る。
豆腐はキッチンペーパーに包んで皿を載せ、冷蔵庫に入れて30分おき水を切る

(水切りはキッチンペーパーに包んだ豆腐を600wのレンジでラップをかけずに2分でもOK)

②ひじきの煮物、水切りした豆腐、ゆでたほうれん草をボウルに入れてあえる。
必要なら、砂糖、しょうゆで味を整える

③白ごまを乾煎りする

④あえた②に白ごまを入れてあえる
(飾りに少し取っておくと良い)

⑤器によそってできあがり


ひじきの煮物の残りでつくるので、とにかくカンタン!
そのままの味で行ける場合がほとんどです。
ひじきの煮物を作って中1日置いてからつくると、味がしみて美味しいですし、あからさまに前日の残り物を応用した感じもしません。笑

豆腐は体にうるおいを与えるだけでなく、デトックス効果も高いので積極的に食べたい食材です。特に、秋に不調が出やすい呼吸器系、大腸に直接働きかけてくれるので、秋にはひじきの煮物とあわせて頻繁に食卓に登場させてもらえるとうれしいです。


白ごまは秋の体が必要とする潤いを補うだけでなく、アンチエイジング効果などの薬効も高いので、秋はさまざまな料理にぜひどんどん使いましょう。

また、月経周期薬膳の視点からいくと、『ひじきの白あえ』は低温期にぜひ食べてください。低温期は陰を補うことで卵胞の発育を助けることができます。
「ひじきの白あえ」は、この陰を補う力も強いのです。ほうれん草とひじきの血を補う効果は生理後の血流回復にもぴったりです。


☆豆腐
からだに潤いを与え陰を補います。
☆ほうれん草
血を補う、体にうるおいを与える
☆ひじき
血をつくり、腎を補うアンチエイジング効果。血圧やむくみ取り、高コレステロールにもよいです。
☆にんじん
血を作る代表食材。ビタミンAをたっぷり含むので目の疲れにも
☆こんにゃく
食物繊維たっぷりで腸内環境を整えます。
☆油揚げ
おだやかに体の余分な熱を取る
☆白ごま
体にうるおいを与え、肺や皮膚の乾燥を防ぎます。



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