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8月、コロナにかかった話

世の中、ようやくお祭りらしいこと、お盆休みらしいことが出来るようになりました。

私の周囲も帰省らしく賑わっており、また私自身迎え入れる側として忙しなく人が行きかう店内にて働き回っておりました。

ところでこの夏休みシーズンにてコロナ第7波が流行してみたいでして、私もどうやら、これにかかっちゃったようです。

田舎住まいなので人込みは意識すればほぼ避けれるし、大流行時からマスクの貯えがあったし、アルコール消毒もしっかり行いました。交付のワクチン接種もちゃんと受けました。

然して最初の大流行から早三年、多くの人がインフルエンザと似たようなものだと認識し始めたと同じく、私自身もとても移り易い風邪だと思い初めまして、いい加減咳でもないのに暑い日にマスクを着けるのが嫌になり、公共施設等以外でのマスク着用義務も緩やかに解除され始めたことにホッとしつつ、またお祭りも従来通りに開催されるようになったことにも安堵しつつ、地元そのものが活発化にも良い傾向だと思いました。

オミクロン株などの変異種などまだまだ油断ならない事態ですが、最後のワクチン接種もとっくに終わったし、専用のお薬も普及し始めたから、もう大丈夫でしょうと。

だから見事に、油断した、ということですね。

ちなみに私は飲食店で働いているので、例年通りに戻ったお盆休みでは繫盛期。開店から閉店まで帰省から観光までの久しぶりの初見のお客様が沢山来て下さいました。本当に、朝から晩までてんてこ舞いな忙しいお盆期間でした。

お盆休みが明けて、帰省後の落ち着きを取り戻した頃、ほぼ過ぎてからの自分達の墓参りを済ませ、昼のシフトを終えて映画を見に行くという、ちょっと強行スケジュールをするつもりでしたが。

なんだか喉がおかしいと感じたのは、お盆後に取れた休日からでした。
昼は違和感がある程度、咳がじょじょに増えていき、同晩には身体のあちこちの節々がズキズキ痛む。喉が渇くのに、麦茶じゃ収まらないイガイガ感。冷房の効いている部屋なのに異常に熱く感じている自分の体。
二日目の休日ではほとんど布団から起き上がれなかった。食欲もとんとなく、飲むゼリーでなんとか腹を満たす始末。
あれ、久しぶりの繁忙期で疲れがドッと来たか夏風邪かな?と思ったけれど、体温計を測れば38度以上になっている。
なんとか歩ける状態には持ち直せてたので墓参りは済ます。ただしほぼ軽い手荷物を持ってほぼ棒立ちしてただけ。墓掃除とかとても出来なかったし、なんならほんの数10m程度の山登りもきつかった。

コレ、病院に行った方がいいんじゃないの?今直ぐ行きなさい、運転するからと家族に促されて即了解。仕事場にも一報する。

「体温が38度もあってとてもシフトに出れません。今から病院に行きます、すみません」
「え?コロナにかかったの?お大事に」

コロナ。
店番の方に言われて、敢えて避けていたその単語が、ここで初めて実感してきていた。

で、病院に行きます。
カウンターで軽く来訪理由と容態を伝えれば、緊急外来の対応をしますので電話番号を伝えて車内で待機するように指示されました。
ここで受付の方も察したのでしょう。
そして、緊急外来の搬送口にて例の検査。

発覚した、コロナの、陽性反応。
ああ、今頃になってかかっちゃったんだなぁ。と思いました。

地味に一番ショックだったのは私が皮切りで家族全員(🐈さま除く)がコロナになってしまったこと。仕方なかったよな。とっくの昔に濃厚接触者の条件を満たしてたんですもの。
しかし東京に戻る寸前だった家族も私と同じ症状になって、結果予定より1週間以上遅れたのは申し訳なかった。

薬がとっくに完成していて良かった。
普通なら5年以上かかる製薬をたった2、3年で作ってくれた研究者さん、薬品会社の方々、医療法人の方々のおかげで、まだ大したことが無い、少し辛く、遠出が出来ないくらいが問題だった程度の症状で済みましたから。
特に一番危ない更年期の方も居たから。
彼らには本当に感謝しなければいけませんね。
(後から発症した家族が初期症状の時点で、まだ診察にも行ってないので、先に発症して薬のおかげで軽くなったので、余った薬をあげたのは、ここだけの話)

時間はちょいと経ちましたが、覚えている内に書いて残しておきたいので、この日記をここに置きます。
あの風邪のようで、市販の風邪薬がほとんど効かなかった。全身がズキズキして殆ど寝ていることしか出来なかった状態。肺炎気味の時よりは苦しさは低かったけど、怠さと辛さは、独特だったな。

今はすっかり落ち着いてます。健康状態は良好です。油断すると咳や鼻水は出ますが、それはコロナではなく扇風機やクーラーに当たり過ぎた冷え過ぎの方です。今年は暑過ぎたかな、と思います。



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