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いわゆるSIer企業からWebエンジニアとして事業会社に転職をすることになったので内定までに起きた事を書いてみる

2020年の1月をもって世間で言うところのSIer企業からWeb系の企業に転職することになった。拙くて浅い考えかもしれないけど、誰かの参考になればと思い、書きます。

私の経歴(2019/01時点)

・大学受験で多浪。普通の人より社会人経験は3年くらい少ない。

・大学は理系(物理系)。プログラミングは齧った程度。新卒で今の会社に入社。

・社会人4年目。新卒から設計・開発・テスト・運用に従事。運用保守の期間が少し長い。

業務で得たスキルセットは基本的にはこんな感じ。

言語:Java、javascript

データベース:Oracle、DB2、MySQL

その他周辺技術:AWS、Jenkins、SVN、Excel()…等

転職に至るまでの変遷

2019年1~3月 :何となくの抱負だけ

仕事も何となくこなれてきて、もう少し自分の価値を上げたいと思っていた。僕はシステム運用保守をやっていて、忙しかったが日々の業務は改善したいと思っていた。競技プログラミング(Atcoder)を始めたが、勉強時間もがっつりは取れず。レートもしょぼい(今も)。

2019年4~6月 :自分の市場価値が気になる

SIerという職業ではあったものの、

「自分はエンジニアとして実際どうなのか?」

ということが非常に気になっていた。

そのため、2019年は外に出ていって、勉強もしつつ、外部の勉強会とかハンズオンとかMeetUpに参加するようにしていた。外の世界を知る度、自分(たち)の技術力の無さや、非効率な仕事の仕方が気になるようになった。

職場では
職場では、運用の課題をリストアップして自動化したり、無駄な作業を無くせないか考えていた。SVNからGitに移行できないか、CI環境を改善できないか、AWSのマネージドサービスを使えないかをチームで提案していた。

しかし、既に動いているシステム、自分たちの組織に対して、劇的に改善を加えるというのは難しいことだった。今まで皆何となく仕事が出来てしまっている分、その組織を変えていくのは自分一人では無理だと悟った。

やはり受託のシステム開発というのはリファクタがし辛いもので、
システムを改善していく必要が無い(改善した所でお金にならない)ので、必然的にそれを扱う組織も改善を必要としない。これについては、自分が感じたことをまた別途まとめたいと思う。

チームの改善が難しいと感じると同時に、今より早くPDCAを回しながら開発ができ、仕様は自分たちが決める環境に行きたいと思うようになった。

プライベートでやっていたこと
AirPodsを買った事もあり、ポッドキャストで「しがないラジオ」・「Rebuild」あたりをよく聴いていた。この時期に聴いていた「しがないラジオ」はけっこう影響を受けていて、SIerやSESで働いていた人の話を聴いて、最初は

「ほえ~、そうか、自分の環境に似ているな~」

と呑気に思っていたが、次第に転職を無意識に意識するようになっていった。

自分の市場価値を知りたいと思い、適当に転職サイトに登録したりしていた。(手当たり次第に登録していたので、大量にメールが来て焦った記憶がある)

業務で触らない技術をプライベートで触る
昔断念した事もあるWEBサービスを作ってみたいと思い、Ruby on Railsのチュートリアルを始めた。あんまり触っていなかったGitも触るようにしていた。チュートリアルを終えた後は、自分でアプリ作成もしていた。

2019年7~10月 :転職エージェントに会い、転職を始める

良さげなメッセージをくれるエージェントが居たので、連絡を取り、面談をしてみた。エージェントに進められるがままに転職を始めてしまった。

転職の軸(キーワード)としては、

「自社サービス開発ができる」、「事業会社」、「Webエンジニア」

といったあたりだった。

仕事の方は、新しい案件が始まり忙しくなりそうだったが、
面接は平日しかできないので、19時に仕事を抜けて20時から面接、という日が多かった。時間の調整がかなりキツかった。この期間は面接を週3回程度いれる時もあり、中々ハードな生活を送っていた。

転職活動は、想像される通りとっても苦労したが、それはまた別で書こうと思う。

2019年11月 :転職先が決まる


7月末くらいから仕事をしながら始めたWeb系エンジニアへの転職は、中々苦戦していたが、11月に受けた企業にサクッと内定をもらった。

苦戦していた中でサクッと内定をもらったので拍子抜けしていたが、面接を受けた時の馴染みやすさも悪くなかったので、内定を承諾することにした。決め手は以下だった。

・年収は少し下がるもWeb系のサービス開発の経験が積める

・面接の感触が良かった(サービスに対してアツい人が多かった)

・自分の裁量が広く、組織やプロダクトをスピード感をもって改善していけると思った

まだ新天地で働いてはいないので、理想通りにはならないだろうけど、失敗したらそれはそれで糧になると思った。

準備期間がほぼ無く滑り込みで次の職場だけど、頑張ります!

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