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※11/22追記【2024手帳】「編集者のための〆切手帳」の無駄のなさがすごい!


編集者である竹村俊助さんプロデュースの新作手帳「編集者のための〆切手帳」が届きました!想像以上に良い手帳だったので早速レビューします。

外観と仕様

はい、これが表紙です。シンプルな中にキラリと光る箔押し。ナチュラル感があり、使う人を選びません。

A5サイズで、本文はクリーム系の用紙です。なんだろうこれ、クリームキンマリなどの書籍用紙っぽい手触りで、 ←公式発表があり、「ソリストホワイト」という学習ドリルなどにも使われる用紙とのことでした。厚さはコピー用紙程度です。手帳用だと薄い紙を使うことも多いけれど、ガンガン書き込む手帳なら、このくらいしっかりした紙の方が良いなと思います。
スピンは一本、しっかりノドまで開きます。

表紙をめくると、もういきなりウィークリースケジュールページ!
年間カレンダーやマンスリースケジュールなどは一切ありません。開いてすぐに毎日のスケジュール管理へ。この潔さに惚れました。

年間スケジュールは別添

ジャバラ折りの年間スケジュールは、別添えなので、いちいちページを移動する必要がありません。年間のスケジュールを俯瞰しながら、今週やるべき仕事へ落とし込めます。

編集者のためのと言うだけあって、毎月1〜5週目でスケジュールを分けられるようになっています。
ガントチャート式で、最大で22のプロジェクトが書けるので、多数の案件を抱える人でも管理しやすい!
月単位で案件を管理しやすい反面、5週目と1週目は同じ週であることが多いのに、これで見ると2週あるような感覚になるところは、少し注意が必要かな。

ウィークリースケジュール

週間スケジュールは、目盛りとしては8〜21時、前後を使うともう少し長い時間を管理できます。
編集者や昼間に仕事をする人なら充分かなと思います。
縦軸で時間を管理しつつ、下部はガントチャートとして進捗を把握できます。
使い方の例には、自分との約束と他人との約束を分けて書くやり方が載っているので、参考にしたいですね!

Todoリストと無地ノート

ウィークリースケジュールの後ろには、頭のおかしい量のTodoリスト!
片面1ページで50項目あり、それが10ページ付いてるので500項目書けますね…笑
Todoリスト自体失くすそそっかしい人(私のような)にぴったりです。

ノート部分は完全無地。手帳のノート部分は方眼やドットが主流な中、珍しいですね。編集者のための手帳ということで、イラストを描いたりと自由に使いやすいようにしたのかもしれません。

まとめ

ということで、結論!
「編集者のための〆切手帳」は、とにかく一切の無駄を省いて、進捗管理にコミットした手帳!
デザイン面でもかなり絞りに絞ってシンプルを極めていて、例えば六曜などは入っていません。余計な情報がないのですごくスケジュールに目が行きやすい工夫がされていると感じました。
絞るって難しいと思うんですよね……「必要充分で、邪魔がない」この難しいバランスを達成していて、とても美学のある、洗練された手帳だと感じました!

デザイン・印刷・企画はこの方々!現役バリバリの編集者さんの企画というのが良いですよね。
印刷は春に楽しい工場見学イベントでお伺いした藤原印刷さんのお仕事で、モットーとされている「心刷」(一文字に心を込める)を感じました。

「編集者のための〆切手帳」はこんな人におすすめ

とにかく進捗管理に特化した手帳です。編集者でなくても、複数のプロジェクトがいつも並行して走っているような仕事の人におすすめします。
色々な方とお仕事するフリーランスのような人にも向いていると思います。ウィークリー部分の時間軸が24時間ではない点に注意が必要ですが、よっぽど夜型でない限りは使いやすいと思います。

月間のカレンダーがない仕様なので、メイン手帳を別に持っている人の「複数持ち」にも良いですね。私もメイン手帳と合わせて、進捗管理に使おうと思います。

この素敵な手帳のご購入は下記のサイトでどうぞ。
送料入れても4千円程度と、専門家プロデュース系の手帳としては一般的な価格です。

【※11/22追記分】LPと使い方が発表されました!

公式から、LP完成のお知らせがありましたので、リンクを貼っておきます。これまでは通販ページの簡単な説明だけだったのですが、具体的な使い方が書かれています。
こだわりのポイントや開発ストーリーも読めますので、検討中という方はご覧になってみてください。

このLPを見て気付いたのですが、ウィークリーのスケジュール部分は、単に縦でバーチカル、横でガントチャートの2種類が使える、というだけではないんですね。

まずガントチャートに予定を埋めていき、その予定を守れるように(ここ大事!)縦軸を書いていくという手順なのです。
ガントチャート併用の場合、つい確認に使うだけになりがちですが、ガントチャートを埋めてから日々の時間管理に移るという流れを守ることで、無理なく日々の予定がこなせそうですね!

また、企画された竹村俊助さんがTwitter(𝕏)で、【『〆切手帳』を200%活用するための7ステップ】というツイートをされていて、こ!がとても役に立つ内容なのでここにリンクを貼らせていただきます。
とても有益な内容なので、LPに載せるか、購入時に使い方として添付するなどしてほしいくらい!
この手帳を買ってみようと思った方は、是非ご一読くださいね。

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