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女性歌手のメンヘラ恋愛ソングがウケるわけ

Amazon echo spotを購入してから、「アレクサ、音楽かけて」だけで音楽がかかるので、便利すぎて家にいる時は、しょっちゅう曲を聴くようになった。
私は何かのファンでもなく、好きなアーティストは特におらず、全体的にニワカなので、「2000年代ヒットソングメドレー」とか「晴れた朝に聞きたい洋楽」とか「寝る前のクラシック」などをチョイスしてくれるのがすごく助かっている。

色々なジャンルのヒットソングを網羅的に聴いていて、「女性が歌う恋愛ソング」というジャンル関してすごく思うことがあるので、今回はそれについて書き記そうと思う。代表的なのは、松田聖子さんの「赤いスイートピー」。この曲、聴きやすくて可愛らしくて、この時代の男女の恋愛を描写していて、凄くいい曲だと思うんだけど、サビの "I will follow you. あなたについていきたい…" っていう箇所は、女性が男性についていくしかなく、決して男性より前に出ることはない感じが出ているなあと思う。全然フェアじゃない。今よりもっと、結婚したら家庭に入る様子が目に浮かぶ。じゃあここ最近は、女性の社会進出も進んで、恋愛ソングも変わってきている…?と思いきや、曲を聴いていて思うのが、そんなに変わっていないこと。例えば、絢香の「三日月」、大塚愛の「プラネタリウム」、西野カナの「会いたくて」。みーんなメンヘラ。「ま、この辺は、10年前とか5年前だから、まだ か弱く恋している時代かもしれない」と思って、聴いていくと、今年すごい流行っているAimerも、やっぱりメンヘラだった。まず歌声がか弱い。何故皆して、女のシンガーは恋愛ソングになると、こんなにか弱く歌うんだ。
一番人気の「カタオモイ」では、「ずっとずっと側に置いてよ。好きだよ。わかってよ。わかってよ。わかってよ。」とかいってズルズルしてるし、次に人気の「蝶々結び」も死にそうなくらい切実で、思いばっかり伝わってくるけど、女性のか弱さがスゴイ〜〜ってなる。結局いつの時代も、女は恋愛ではついていきたいっぽい。社会はそうはなっていってないと思うんだけどなあ。男の人がカッコつけたいのもわかるし、女性が男性に甘えたいのもわかる。でも、逆に男性が「好きだよ、わかってよ。」なんて歌うだろうか。ちょっと、無力すぎる、というか、無力に聞こえる表現してる。確かに振られた日の夜とか、寂しい日に聴く音楽には凄く優しくていい曲だと思う。Aimerの歌声は良いと思うし、彼女自体はすごく好きなんだけど、「ちょっと、か弱い女子多すぎない?!」って思う。

今は、離婚率だって未婚率だってバカみたいに高いし、20代男子は半分以上童貞とかってデータもあるみたい。シングルマザーだってたくさんいるよ。皆経済的にも何においても大変な思いして、頑張ってるよ。こんなに恋愛が複雑で大変になってきているこの時代に、そんなヒョロヒョロしてちゃダメだよ。

東京医科大が女子だけ大幅減点とか、女性差別って今でも沢山あって、どの世界でも男性より生きにくくて。そりゃあ、あのニュース見て、私は頭にきたけど、一方で、支持している女性医学生が6割もいるんでしょう?こりゃダメだって思う。主婦になりたい人も、周りに大勢いるしね。なーに人に頼ってんの。自分の人生、自分の足で立って、自分でちょっとは、がんばんなさいよ。
#MeToo 流行ったのはすごくいいことだと思うし、日大もボクシングも、どんどん皆が「いい社会」に向けて勇気出して頑張っているからこその、出来事が最近すごく多いと思う。女子も、無力アピールはもういいから、がんばろう〜!
これ書いてて、自分でも自分にエール送ってる感じして元気出た。
よし、今日も仕事進めるぞ!山の日万歳!笑

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