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命を育むことの、幸せと不安。

久しぶりにnoteを書きます。

こんなにご無沙汰になってしまったのは、何か書こうと思ってもどうしたって結局ネガティブな内容になる、それでは書く意味がない(そんな不幸感が漂うnoteは書きたくない)…と思っていたから。何か想いを綴っても、悪い結果になってしまうのが怖かったから。要するに、ヘタレだったわけです。自分の想いを公にすることに、恐怖を感じていたのです。(だから今まで、不安な気持ちはTwitterの裏垢にしか書いてきませんでした。)

幸せより不安のほうが大きかった、妊娠初期。

妊娠が分かってすぐスタートした2019年。再び赤ちゃんを授かったことに幸せを感じる一方、つわりに出血、お腹の張りといったトラブル続きで、妊娠初期から常にハラハラさせられてきました。

切迫流産の恐れがあるーー。

お医者さまにそう言われ、点滴を打ったりお尻に注射を打ったりしたときには、頭が真っ白になり、涙が止まりませんでした。

そして、極力動かないようにと言われ、両家の母に順番に来てもらいながら自宅で安静にしていた3月頃。「今回もまたダメかもしれない」という思いがどうしても頭から離れませんでした。

いや、正確に言えば、今もその思いはまだ払拭できていません。一度経験した悲しみやつらさは、こんなにもその後の人生に影響を及ぼしてくるものなのか、と自分でも驚いているくらいです。「思っていることが現実になる」とか「引き寄せの法則」とかよく言われますが、分かっていてもネガティブな妄想はなかなか消えてくれません。

「また途中で心臓が止まってしまうかもしれない」
「この子も元気に産んであげられなかったらどうしよう…」

つい、そんなことを考えてしまい、自分で自分がイヤになる日々。安定期に入り、妊娠6ヶ月となった今でも時々そうなります。それだけ、昨年妊娠4ヶ月でお腹の赤ちゃんとさよならしたことの傷は大きかったということです。

不安を拭ってくれたのは、お腹の中の我が子でした。

でも最近、頻繁に胎動を感じるようになって、我が子の無事を確認できる機会が増えたおかげで、ようやく、ようやく気持ちが落ち着いてきました。

胎動を感じ始めたばかりの頃は、実感できる頻度も稀で、「もしかして心臓が止まってしまった…?」と不安に思うことも多かったのですが、お腹の中の命が1日に何度も何度も「大丈夫だよ、元気だよ」とその存在感を示してくれるようになり、今は不安より幸せを感じることのほうが多くなってきています。これはほんと、ごく最近なんですけどね。(だからやっと重い腰を上げてnoteを書いているっていう。)

胎動が分からなかった頃は、エコー検査のたびに緊張で体が冷え、心臓がバクバクしていたっけ。そして、無事を確認できたらハラハラと涙を流していました。はたから見たらヤバイ妊婦でしたが、本当に本当に毎回怖かったので。(直近の健診では、直前にも胎動を感じていたので、ようやく楽しみながらエコーを見ることができました!)

今の幸せを噛みしめて。

これからもきっと、無事に産まれるまで不安は消えないと思います。息子を産んだ1回目はすごく能天気に構えていた私ですが、昨年の流産で「妊娠したら生まれてくる、というのは決して当たり前のことではない」と身をもって知ってしまったので。

でも、不安な気持ちに「よしよし」と自分で寄り添いつつ、できるだけ幸せに目を向ける妊婦生活を送りたいと思っています。今の一喜一憂が、いつかきっと笑い話になる。そう信じて。今はお腹に赤ちゃんを授かり、その命を育んでいける幸せをじっくり噛みしめています。

よく考えたら、お腹に赤ちゃんがいる時期なんて本当に短いですからね。今のうちにたっぷり妊婦の喜びを味わっておかないと!

というわけで、今まで考えていたことを吐き出しながらの近況報告でした。今後はもっと気軽に、思ったことをすぐにつぶやけるTwitterの延長線上のような使い方でnoteを更新していきたいな。

ここまでお読みいただきありがとうございます!普段はクライアントワークが多いので、自分の感性や気持ちと向き合い、表現する場としてnoteを活用したいと思っています。サポートいただいた分は、子どものおやつかオムツに変身するかもしれません(笑)。