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日記:技研のスクラップめ!貴様の顔を剥いでやる!!


メーテルリンクも五花海も泣いている…
増援もなく、わたしに怯えているのでしょう
不憫だ……


 チャプターⅣをクリアしたので今日もアーマードコアの記事を書いていきます。
 例によってネタバレタグを付けておきますが、各自の進み具合に合わせて読まないなどの自衛を心がけてください。


メーテルリンクとかいうスカイリムのロキール並に不憫な人


 メーテルリンク、か……かわいそうすぎる……。不憫すぎて思わずブルートゥになっちゃった。ヴェスパーⅣラスティでも倒せなかった異次元の相手に対して「増援無しでがんばってね♡」は完全に”詰み”やろ……。


 これ、そもそもメーテルリンクが最初からレイヴンと戦う準備をしてあったか怪しくないですか?戦う前のやりとりを見ててもふつうに最深部調査のつもりで来てる感じ。自分より格上だとわかっているレイヴンをガチで殺しに行くなら、どこかに潜んで伏撃くらいしてくるんじゃないか?もしかして現場に来てからいきなり「レイヴンとは今日から敵だぞ」と知らされた可能性ないですかね……。
 はなっからウォルター陣営に企業と縁を切る腹づもりがあったとはいえ、アーキバス本社のアホどもが無駄にラスティを使ってレイヴンを騙して喧嘩を売り完全に協力関係が破綻したのは集積地ちょい手前のつい先程のこと。そんなこと何も知らないメーテルリンクさんがコーラル集積地の調査チームとしてスタスタやってくる。
 現場に着いたら本社から「ごめ~ん!さっきレイヴン消そうと思ったけどしくじっちゃった。ブチギレて君のこと殺しにくるかも♡」とか言われたんじゃないすかね。これ。


スネイルの判断はまあ妥当

 いちおうスネイルの立場からするとああするしかないんですけどね…。

 スネイルの立場で考えてみると「このレイヴンとかいう意味不明な独立傭兵はさんざんミッションで捨て駒にして謀殺してやろうとしてるのに何をどうやっても死なない。私自身が途中で離脱したアイスワームをすら倒して平然としている……なんでこの修羅場くぐって死なへんねん気持ち悪いなこいつ……」といった評価になる。だから無人機をぶつけて弱ったところを奇襲して捕獲するしかあるまい、という結論に至った。賢いですね。
 スネイル自身は無線封鎖してるだろうから助けにもいけないし増援も送れない。増援を送るにしたって「誰を送るの?」という問題がある。大戦争の英雄G1ミシガンを倒した、もしくはミシガンを倒したラスティより強いレイヴンを相手に「いまさらMTや下位のヴェスパーを送り込んでどうしろと?」なので……。

 先日パクってきた封鎖機構の大型兵器を搬入するのはここまでの竪穴が狭すぎて無理。LCやHCを大量投入……は乗るパイロットの訓練が昨日の今日でどう考えても練度不足。オキーフかフロイトを大急ぎで送り込めば間に合うかな……いやこの大事な局面で懐刀の上位ヴェスパーを動かすアホはおらん……。
 仮にヴェスパーⅢオキーフを送ったところでレイヴンはラスティ以上。オールマインドが勝手に格付けしてるアリーナ的にはオキーフはラスティより下……。運が良ければオキーフと互角、最悪の場合オキーフを失うという結果になるのでこの選択肢はナシ。こんなことのためにフロイトを送ったらアーキバス本陣の守りがスカスカになる。


どうあがいても絶望

 逆にメーテルリンクがこの状況でどうやって助かるかを考えると面白いですね。
 いちばん生存確率が高いのは武装をパージして降伏することですが、レイヴンくんが左右のどちらの選択肢を選ぶかにより50%の確率で死ぬ。さらにレイヴンくんが「許す!」と言ってもスウィンなんとかさんの件のように気まぐれで約束を反故にして殺そうとするかもしれないのでさらにその半分の確率で死ぬ。


土下座しても75%の確率で死ぬ。生存確率25%


 という非常に厳しい数字がメーテルリンク女史の前に立ちはだかっているわけですね。一度生まれたものはそう簡単には死なないけどそれはそれとしてメーテルリンクは75%の確率で死ぬ
 メーテルリンクは忠誠心が高いので思いつきもしないでしょうが、ワンチャン五花海を犠牲にして逃げるという場合もたぶん再教育センター送りは必定ですね。メーテルリンクの明日はどっちだ。




それはそれとしてCEL240戦

 不憫なヤツの話が予想外に盛り上がってしまいましたが本題のアイビスシリーズCEL240戦に挑んだ話をします。

 CEL240は……。う~ん……。

 正直言っていい?あんまり盛り下がる話をしたくないんだけど、苦手なボスでしたね。おれももう歳食ったし、こういう難しさには熱くなれないんですよ。もう冷静に冷めちゃう歳なんで、「あーそのうち調整入って弱体化したらクリアしようかな」みたいなね。冒涜聖杯の旧主番犬とかマレニアみたいなの真面目にやるの嫌なんですよ。あ~あ!もうアーマードコアはいいかな!しばらく寝か



フロム「クリア シロヤ」



なんだよなんだよ
毒沼と理不尽高火力ボスばっか作りやがって お前

おれはな ソウルボーン好きだけどな
アーマードコアやるときは好きなアセンを曲げないって
信念持ってやってんだよ



フロム「クリア シロヤ」







集積地へ行こうぜ…ひさしぶりに…… きれちまったよ…

 CEL240は、これは本腰を入れてぶっ潰してやらねえとこのゲームごと嫌な思い出になるな…という気持ちになったのでブチギレて40分で叩き潰してやりました。決して簡単なボスだから速く片付いたというわけではなくおれの「アーマードコアは楽しいな」という気持ちが枯れる前に迅速に勝負をつける必要があったので全力で殺しに行っています。二度と逆らうんじゃねえぞ!

 とはいっても、第一形態はそう悪いボスではない。たしかにAPを2000近く削ってくるブレード光波を何発も撃ってくることにはキレ散らかしましたが、これもやっぱり前に避ける積極性があれば躱せるなど攻略法がある。むしろ出来が良いボスの類だと言えるくらいです。


 問題は再起動からの第二戦

 何あれ?何?なんやの?????今さっきまでの正統派に強い高難易度ボスをスレスレで倒した…!お前もまた強敵ともだった……みたいな死闘後の余韻はなんやったの?みんなで上海ハニーとか歌ってじゃあ次はウィーアー!か真っ赤な誓いでも行こうかって話してる瞬間にスッとデンモクで鬼束ちひろの月光入れるヤツくらい温度差すげえんだが情緒不安定なのか?????なにか私生活で嫌なことがあったのか?????

 どちらかというとおれの方がレジで死ぬほど待たされてるときみたいな気持ちになっているんですがね。死ぬほど待たされてるっつーかおまえの体力ゲージが表示されるまでのあいだにコーラルビーム撃たれまくって待ってるときに死んでんだよおれは。一曲書いてやろうか?(※)

(※ちなみに鬼束ちひろがレジで順番待ってるときに月光の歌詞を思いついたか確証はないらしいぞ)


 真面目な話、あの第二形態はほんとに良くないですね~~~……。あの再起動し終わるまでの無敵時間に酔っ払いのションベンみたいな分別のないビームを一方的にチョロチョロと撃ってくるのが本当に良くない。その間こっちのテンションはシオシオのパーですからね。
 「体中が破損してボロボロになりながら再起動!弱体化しつつも必死で621を仕留めるためにやぶれかぶれの大技を放ってくる!」とかならわかるよ。当たったら大変やけど捌くのは簡単、みたいなね。クッソキツい第一形態のあとにHPマックスまで回復してさらに苛烈な攻撃を加えてくるってなんやの。勝手に舐めプしといて相手が強かったら急にマジでキレだすのはまるで今のおれ自身を見ているようでイヤすぎる。性格が最悪という共通点が見つかったし意外とお前とは仲良くなれそうかもしれん。Tinderだったら見てから12フレームで左にスワイプされる者仲間の結成やな。



対策





 これ、なんでしょう。対策って言うんでしょうかね。ちょっと自信がないですね。大人げないキレ方したヤツの殺意の塊というのが適切な気がします。誉れとかはそこになければないですね。

 おそらくここまで進めてきた人々ならばだいたい説明しなくてもその凶悪さがわかってもらえるだろう対アイスワーム砲を二門かつぎ、重ショットガンとレーザーランスで徹底的に殺すための装備としました。腕をBASHOにして近接補正で突き刺しに行かなかったことはせめてもの優しさと思え……。
 対策というか適切なタイミングでこれを撃っていればすべてのボスが死ぬんじゃねえのという装備を持ち出しましたが、こういう装備をおいといたフロムが悪いのでおれは一切悪くありません。あるものはすべて使って悪さをしてやります。バケモンにはバケモンをぶつけんだよ。

 とはいえマジな話CEL 240の行動パターンからしてこういうコンセプトを考えるのが正解だと思います。
 まずCEL 240の最大の問題は常にFCSの偏差補正が間に合わないくらいのスピードで動いていることなので、マニュアルで当ててみせるニュータイプでもない限りはそもそもゲームのシステム的にCEL 240が移動中は無敵……みたいなもんだと思ってください。FCSの予測補正がデカいほどアテにならねえぞという記事を最近書いたばかりですが、こいつはまさにそういうヤツで動いているときに撃って当てようと考えてはいけない敵だと思います。
 かわりに必ずピタッと止まるタイミングがあるので、「そのタイミングで何かしらの武器を叩き込むことでスタッガーを狙え」という設計になっている。今までの押せ押せで近距離で畳み掛けろというボスではなく、止まった瞬間を見計らってスタッガーに持ち込みできるだけ撃ち込めというボスですね。なので接近戦でもワーム砲でもグレネードでもいいですが、任意の短時間で火力を叩き込める装備を持ち込むのが良いと思います。
 再起動後も基本的にやることは同じですが、攻撃がさらにキツくなってくるのでチャンスに畳み掛けて一気に終わらす判断も必要ですね。とくにビームのホーミングがかなり強くて避けきれないことが多いので、多少食らうことを承知で終わらせちまえ!とぶん殴るイメージです。そのためにも再起動前の前半戦のブレード光波を確実に避けて、後半戦に向けてゴリ押せるだけのAPを確保しておきたいかな。










ちょっとガッカリしたが、ストーリー展開は良い

 CEL 240(の再起動)にはまぁ~~~~~かなりガッカリしたというのが本音なのですが、とはいえその後のストーリーは良かった。

 ウォルターの真意が伝えられ、どん底から這い上がってザイレムという翼で大空に舞い上がる。フロムらしからぬ熱血さを感じさせつつもウォルターの苦みばしった思いと決意が深みを与えている。
 ACⅥに対してはいいとこ、わるいとこ両方感じてるよとしたためたりもしましたが、まさにこのへんに凝縮されてたなぁ……といった思いですかね。

 主軸のお話自体はかなり好きなので、まあトータルではいい印象を持っています。
 続きを遊んでいきます。

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