見出し画像

専門スキルがないWMがフリーランスとして働く場

会社員を辞めて生きていく方法を考えよう、と思い立った時に思い出したのが、その数年前に一緒にワーキングマザー向けイベントを主催した、江頭春可さんでした。彼女は、消費者マーケティング分野で個人事業主として活動してる中で事業を拡大して、仲間を増やして「ナラティブベース」として法人成りしていました。

フリーランスが仕事を持ち込み、チームを組んで働く

ナラティブベースは、社員は代表の江頭さん一人で、あとのメンバーはみーんな個人事業主です。フリーの編集者、ライター、幼稚園の先生や領事館職員、鍼灸師…様々なスキルを持った人たちが集まっています。

例えばメンバーのひとりが、自分だけでは請けきれないボリュームのお仕事の話をもらったときに、ナラティブベースに持ち込んで、代表がクライアントと条件を詰め、チームを組んで仕事を請けます。


チームだからできた、私のフリーランス初仕事

私の初仕事は、消費者コミュニティサイトの企画運営業務でした。
ちなみに、私の前職は人材ビジネス、しかもそのなかでも法律がらみ、行政がらみの対応専門。「消費者」とか「コミュニティ」とか「Web」とかとは無縁もいいとこ。
代表の江頭さんとほかのメンバーで受託していたところにメンバーから引き継ぐ形で参加して、最初は、そのコミュニティに掲載する文案を企画に沿って書いたり、掲載する作業をしたりを教わりながらやり、企画に関しても最初は指示されたことをドキュメントに落とすところから。
フリーランスでいきなり未経験のことにチャレンジさせてもらえるって、スゴいことで、毎日が感動でした。また、その分野での知識・経験が無くても、役に立てることがある、ということも、大きな発見でした。

会社員→フリーランスへ、意識の切り替えも必要だった

もちろん、良いことばかりではなくて。

会社員から突然に飛び込んだ、フリーランスの世界。頭ではその違いをわかっていたつもりでも、自分自身の意識は「会社員」のままだった部分もありました。
無理な要求にも応えなければいけないと何故か思い込んでイライラしていたとき、失敗続きで胃と心臓が壊れそうになっていたとき、仲間からの適切な声かけで、フリーランスとしてどう向き合って対処すべきかを学ぶことができました。
ひとりだったら、我慢に我慢だけを重ねて、どこかでポキッと折れて挫折してたんじゃないかな、と思います。

この場所を、必要としている人に届けたい

私がナラティブベースでやっていることは、いわゆる「フリーランス」とはちょっと違うのかもしれないけれど、こうしてチームでやることで、働き方の選択肢が増やせて、過去の自分のようにしっくりこない日々を過ごす人たちが1人でも多く、もっと伸び伸び働けたら素敵だな、そういう場を作ろう、と思っています。そのためにはまだまだ足りないことだらけで日々唸ってます。いっつも、いっしょに働ける人探してます。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?