リアルテキスト塾 リポート課題6/21

3回目のリアルテキスト塾。気づけばもう3週間経っている。。。 

講義を受けた後から感じていることを早く表現したい思いはあったけれど、アウトプットするまでに繋がらないもどかしさを感じながらの3週間。

 講義のメモに目を通してみる。さすがに3週間も経ってしまうとやはりその時のライブ感は薄れてきている。でも、なんでだろう。自分で感じた感覚は変わっていない。 

今までの講義を振り返ってみて、私なりにテーマをまとめて表現してみると、1回目は「自分らしさ」2回目は「つながり」だった。そして今回の3回目のテーマは「きれいごと」である。 

これは橘川さんが言ったテーマではない。私が感じたテーマだ。 

 リアルテキスト塾では橘川さんの価値観を通じて受講している私達に様々な質問をし、問いかけてくる。教えるのではなく問いかけて考える力や表現する力を養っていく。それは、答えは皆の中にあるという信念からきている様だ。 

 「商売は手段である。目的は自分の想いが実現すること」

 「創業は夢でつくっている。計算して作っていない。」 

「世の中のミーハーになれ。そうやってビジネスをやれ。」

 「今の積み重ねが未来になる」

 3回目でもネタはつきずに橘川さんの口からでてくる数々の名言達に、自分の商売に対しての価値観や事業部の立ち上げ当初から今までのワクワク感やモヤモヤ感を振り返り、思いを馳せながら自分なりの感覚をつかもうと言葉を噛み砕いていく。

 答えはそれぞれ自分の中にある。。。その通りだと思う!心から共感できる!!!
入社して今年で10年目になる今の会社での最大のテーマだ。それぞれが自分の答えを見つけながら成長し、それぞれが想う幸せな人生をまっとうすること。そんな個人を生み出せる会社を皆で創ること。それを商売を通じて学ばせていただく。なんて贅沢なんだろう。

 それぞれの中に答えがあることを商売を通じて学ぶための、まず初めのステップはお客様とつながっていくことだ。質問力と聴く力を磨きながら、お客様が持っている答えを引き出していくことから始まる。興味を持ってお客様を知れば知るほど、なぜか次の購入にもつながっていく。不思議と「売らずして売る」ことが自然となりたっていく。

 次に、スタッフ同士のつながり。皆で協力しながらそれぞれが成長するプロセスを応援しあう。直面する問題を解決することができるのはそれを問題だと思っているその人が導き出す答えでしかない。その答えを見つけるきっかけをいろんな人のいろんな考え方を知り、様々な経験をしながら可能性を広げて解決していく。そしてお互いに影響を与えあいながら物事を創っていく。

 そのまた次には自分が貢献できることを考え、実行し、影響力を発揮していく。そうなってくると自分だけではなく皆とつながり広がっていくことへの喜びを感じだす。 

 これは私が思いを馳せているだけの感覚だが、そんな話になってくると、今回の宿題の一つでもある「市村清」さんの三愛精神とも無理やり繋げたくなってくる。 

 「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」 

「すべての動物に自己保存があるように、人間も本能的に自己を愛する。下等な人間でも、自分だけは愛している。平凡な人間になると、妻子を愛し、両親を愛し、兄弟を愛する。すこし上等な人間になると、隣人愛にめざめ、次には民族を愛し、祖国愛となり、さらに進めば世界の全人類を愛する。それがなおも徹底すれば、すべての動植物、ありとあらゆるものを自分と同じように愛し、ついには自己以上に愛するようになる。そのためには、自分を犠牲にしても惜しくない大きな愛の高まりにまで徹する。 

この境地は、すでに佛であり神であろう。お釈迦さまやキリストがそれである。このように、愛の深さと広さとが、どのくらいの段階に達しているか、それがその人間の本当の価値を決定するものであると確信する。」

 市村清さんの言葉だ。 

講義の最後に橘川さんは「よはとつ」について教えてくれた。 

 よりそう 

 はじける 

 とどまる 

 つながる 

 橘川さんはさらに「つながる社会」の先には「涅槃社会」があると仮説をたてている。 

 ただ「涅槃社会」を実現していくには、つながる社会で大きな愛を表現できる個人が必要なのではないか。大きな愛を表現できる個人への問いかけを橘川さんは私達にしてくれているのではないか。 

 そのように感じた3回目のリアルテキスト塾でした。 

そしてこれはすべて「きれいごと」の話です(笑)

最終回もよろしくお願いします♪