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ひとりごと

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記事一覧

こちらの勝手

会うか会わないかは
実際どうでも良くて
重要なのは
会いたくなったら
きっとまた会える
そう思えるという事
#コラム #エッセイ #暮らし #小説

さようなら春

窓から入る風がさっぱりしてきている。
若葉イエー初夏サイコー。
ああ、本当に春は嫌だった。
でもこんなにも初夏が気持ちが良いのは、
春があんなにも鬱陶しかったおかげかもしれない。
そう思うと、あんなに悪口ばっかり言ってゴメンね、春、
という気持ちにもなってくるような、
こないような。
とにかく初夏サイコー。
#コラム #エッセイ #暮らし

謝る気はない

理不尽なこと言っているなあと自覚しつつ理不尽なことをメールし、やっぱり理不尽だったなと反省した頃、それは理不尽だと正論を返信され、反省してたのに正論で返してくるとはなんて奴だと腹が立ったので、さらに理不尽な返信を送ってやった。
#コラム #エッセイ #暮らし

妖怪まえがみパックン

みんな、夜中に前髪を切って、よしと思って布団に入って、朝になったらあらびっくり、ちょうどよく切ったはずの前髪が、短くなってる〜!どおして〜?!と鏡の前で涙したこと、あるよね?

それはね、なにをかくそう、妖怪まえがみパックンの仕業なんだ!
まえがみパックンはその名のとおり、みんなが寝ているあいだに、前髪をこっそり食べてしまう妖怪。
どうやら伸びっぱなしの前髪はお好みでないらしく、試験前の夜中なんか

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恋人

それは夜中に一緒にコンビニにアイスを買いに行けるひととみる。
#コラム #エッセイ #暮らし

思い出のキャナル

なんだか突然キャナルに行きたいと思って、というかそもそもキャナルという単語をすごく久しぶりに思い出して、キャナル、キャナル、としばらく舌でころころ味わってしまった。

キャナルを初めて知ったのは映画の中だった。
「偶然にも最悪な少年」というその映画の中で、市原隼人演じる少しイカれた在日韓国人の主人公は、自殺した姉を、生きていた時は一度もその地を踏めなかった先祖の国へ連れて行ってあげようと、車で日本

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カレー

玉ねぎがどうやら古いようだ。
(本当ははじめから気づいていたけど見て見ぬふりをし、飴色になった時点で決定的になった。)
まあいっか。
(飴色にまできたら、もはやどうしようもない。それを分かっていて、飴色にした。)
カレーだし。
(カレーは今日も、私を救ってくれる。)
#エッセイ #コラム #暮らし #カレー

鶏と卵

あいたくて、あいたくて。
会いたいけれど会えないのか、
会えないから会いたくなるのか、
はたしてどっちなんだろうね。
#コラム #エッセイ #暮らし #小説

ノロイ

貴方が呪いをかけたから。
貴方のせいで、私は今日も生きる。
#コラム #エッセイ #暮らし #小説

ふり

フリをする。
さりげないフリを、
気にしていないフリを、
気づいていないフリを、
忘れているフリを。
#コラム #エッセイ #暮らし #小説

もうすぐ春が来そうで、すごくイヤだ。
うっかり会いたくなるから。
うっかり会いたいと、言ってしまいそうになるから。
#コラム #エッセイ #春 #小説

恋とは違う

イイネしてくれたら、嬉しかったり恥ずかしかったりする程度には好き。

そのクルクルの頭を、クシャクシャにしたいなあと思う程度には好き。

その掌の、匂いを嗅ぎたいなあと思う程度には好き。

でもそのどれも、恋とは違う。
#コラム #エッセイ もしくは #小説 #詩 と言うのは少し恥ずかしい

恋に似ている

もう会えないだろうあの人に、もしかしたら出会えた時のために、きれいで居たいと思う。

それはきっと、恋に似ている。
#コラム #エッセイ #小説 #詩

豊かさとは、

ハーゲンダッツが買える事。
贈り物ができる事。
会いたい人に、会いに行ける事。
#コラム #エッセイ #暮らし