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ざるの一枚

美味しかった~!

私が食べた豆腐。ざるに入った豆腐、ざるに入っているというだけで、なんだか美味しさがちょっと増す。見た目効果?うん、見た目も大事やけどね。

いつもはパックの豆腐。スーパーに売っている一番安い豆腐。その豆腐を切って、醤油、鰹節、小葱、生姜、時には納豆をかけて食べる。

でもね、たまにざるに入った豆腐を食べたくなる時がある。そういう時は、ドライブがてら、直売所や道の駅へ行く。大豆の甘みがある豆腐。塩をひとつまみ振って食べる。

さてと。

ごはんを食べ終わった後の流し台を見つめる。茶碗、お椀、お箸、お皿、コップ、ざる・・・この豆腐が入ってたざるは、まだ使える。きっと使える。

そう、まだ使えると思って、きれいに洗って乾かして使っているものは、何もざるだけではない。オシャレなガラス瓶に入っていたプリンの器、いただきもののデザインが素敵なひと口ケーキの入った器、などなど。

いつか使える・・・。そう思って、とっとるばってん、これがなかなか使えんで棚ン中に貯まっていくとですたい。

撮った!

そうやって、第二の人生、いやざる生を歩み始めたざる。
いろんな経緯で、わが家にやってきたざるは、いろんなところで活躍している。

洗面台の棚で、試供品の化粧品を入れる。今まで試供品をもらっても、洗面台の下のスペースに袋に入れて放り込んでいた。そして、たまに気づいたら、袋がいっぱいになっていて、使わずじまいの試供品が貯まってしまっていた。
いや、これを使わねば・・・。そう思って、ざるを持ってきて、試供品を入れて目につくところへ置いて、試供品を使うようにした。

薬を飲んだ後の、カラ入れ。飲み忘れ防止のため。これは病院に入院している時に、「飲み終わったらこのケースに入れておいてくださいね」と看護師さんに毎日言われていたので、そっか、これは家でも続けようと思ってざるを持ってきた。

もちろん、食べ物でも役に立っている。
家庭菜園で野菜を採るときの入れ物。冷蔵庫の中で大量に卵を買った時に、卵ケースに入らない時に入れておく入れ物。料理をする時に、切った材料を入れておく入れ物。スープを作る時は一人分の材料を入れておける。

うん、ざるは万能だな。私と違って。

記事を書くための栄養源にします(^^;)