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そろそろ生まれ変わり

おてんとさん、ご無沙汰しましたー!

なんだか「なんで播州赤穂?」を勢いのままにお手紙してた時期から一転、東京での仕事に急激に時間をシフトしてました。不思議なもので、書きたいことを吐き出しきったなーと思ったら現実の仕事の方が動きだし、出し切ってできた隙間にスポーンとはまり込んで。ここんとこ仕事のこと以外あんまり考える余裕なかったのです。

そして、仕事の方もなんとなく小さな丘を一段上がったかな?と思えると今度は赤穂への意識が浮上してきました。春の里の景色や音も頭の中に。。。

赤穂サンクチュアリ2021春

赤穂・御崎に魅かれて、物件・人との出会いを予感しながら通って7年?ついに去年の夏に出会った家。さんざん通ったあげくに「ここやな」と思える物件が片手の指くらいまで絞り込まれてたんで、ほぼ即決でした(^^)

赤穂・御崎に通ううちに感じていた、ここで自分が生活しているイメージはこんな感じ。

「僕は、ここの管理人。奥さんもここの管理人。自分たちが居心地よくいられるスペースを、自分たちのペースで触りつつおんなじような感覚を大切にしている人に使って貰ってます。ここを使う人たちが思いついたアイデアや使い方も好きにカタチにして貰っているので、なんとなく色んな感じがごちゃっとしつつも、でもどっかで繋がってる感じがするスペース。僕らもここでワークショップやったりヨガ教室したりするし、カウンセリングやコーチングもするけど、たぶん気持ち的メインはここの管理人。ここに集まる人たちが安心してここに居られるようにただ見守っているのがお役目。それでみんなに食べさせて貰ってるんやから感謝感謝。。。」

ということで、①それなりのスペースの広さがある②そのまま使える建物がある。しかもワークショップができるくらいの広い部屋がある③だけど手に余るほど大きな建物はNG。旅館とかハードな設備はNG④建物<庭⑤海を眺められる、、なんてことが条件なわけで、そんな物件は数少ないわけで。

でも、実は御崎には使いようでいろいろ活かせそうな建物や場所がたくさんあるんですよ。今の僕の間尺には合わないだけで。

2105灯台から 晴②

これは灯台からの眺め。廃墟×植物の生命力で一種ジブリ的な絵になってますが、こんな建物(いやもう少し使える建物も)がちょこちょこある。御崎が「海水浴ブームで盛り上がった名残」、「保養所ブームで盛り上がった名残」、「バブルで盛り上がりかけた名残」。名残だけがいろいろ取り残されつつ、次の活用イメージも湧かないまま過ぎた約20年。

この20年で、私たちの生活も思考も志向も徐々に変化してきました。その多くは無意識下の変化かつマイナーな流れ。でも、その変化を意識上に浮上させてくれるきっかけが東日本大震災・毎年の豪雨災害などと続き、そしてマイナーがメジャーに転じるきっかけにコロナ禍がなる気がします。そもそも基本的にフォロワーな僕がなんとなく変化を始めてること自体がおかしい(^^)

つまり、もしかしたら、赤穂・御崎もそろそろ再生の時かも?ってことを感じるんです。これまで気づかれなかったこと、気づいているけど見ないようにしていたこと、そういったことに目を向け動き出す人が増えてくる気がします。

2105千種川③

そして、それは無理やり押し付けられる再生ではなくて、自然に再生に向かう流れのような感じ。その流れに注ぎ込む小さな小川に僕らのこれからの取り組みや在り方がなれば嬉しいなー。

そんなことを考えつつ、いよいよ仲間がイメージをカタチに動き始めるのをワクワクしながら見守る今日この頃です(^^)


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