Ficty 1st Year Anniversary!! / Ficty一周年を迎えました!

Ficty、設立して1周年を迎えることができました!

立ち上げたばかりのバーチャルIPプロダクションでしたが本当にたくさんの方々の協力のおかげで無事1年を迎えることができました。

KMNZ、EMMA、レオブタヤギハイ、ヤカさん、BLUES、 somunia、KMNCREWやスタッフ、仲良くしていただいてるVTuberの皆さん、クリエイターの皆様、パートナー企業様、他バーチャルYouTuber事務所様、メディア各社様、音楽レーベルの皆様、そして何よりもファンの皆様、みなさんのおかげで本当に楽しくて刺激的で最高な初年度となりました。

この1年、本当に、本当にありがとうございました。

このnoteでは個人的な思いと感謝を書きたいと思います。

憧れてたカルチャーをつくる仕事

高校時代にバンドやったり、大学時代に路上でイラスト売ったり、HTMLやPerl必死で独学で学んで、イラストや写真やってる友達の作品を紹介するギャラリーサイトつくったり。

でもどれも取り組み方が中途半端で、大したものはできなくて。才能ないなーって思いながら、憧れてたけど自分にできるわけないか、と思って半ば諦めてたのが、音楽やエンタメ、カルチャーをつくる仕事でした。

それが今、巡り巡ってエンタメど真ん中の仕事をさせてもらってます。

たくさんのクリエイターとコラボすることで、KMNZのVR, CHERRY PICK、レオブタのEP粗密がiTunes1位をとれたり、C3AFAでシンガポール、OTAQUESTの大阪城ホール, clusterさんでのVR LIVEなど色んなところでライブできたり、チャリティーライブ、Vトークというテレビ番組、アパレルを販売したり。KMNHZ MEETUPでファンの人たちと交流したり、みんなが誇らしげにKMNZの服を着てる写真をSNSであげてくれるのを見たり。

最近やってることを考えると、様々なアーティストさんと曲やイベントについての打ち合わせをしたり、デザイナーと次のアパレルやグッズのこと考えたり、Fictyのバーチャルアーティストをどのようなコンセプトで魅せていくかプランつくったり等など・・めまぐるしい毎日だけど、本当に充実した日々を過ごしています。

改めて振り返ってみて、こういう仕事ができて、自分は本当に幸せ者だなと感じてます。

「意味がないように思えても、好きなことは好きでい続けたほうがいいよ。行動してたらきっとどこかでつながってくるから。」

と、昔の自分にあったらそう伝えてあげたいなって思います。

FictyとKMNZを生んだバーチャルの前向きさ

2017年、誰もいない中、一人で、キズナアイちゃんがバーチャルYouTuberと名乗り配信をはじめたこと。その年の年末にねこますさんが「やらなければはじまらない」と叫びムーブメントをつくったこと。そして2018年の2月にみとちゃんがひたすらラジオっぽいトークで、ムカデ人間の話をしたり、ヨーロッパ企画のゲームをやるなどサブカルの極致のやりたい放題を見せたこと。

そのあたりでVRChat勢、VTuberたちと交流がはじまったのですが、何より感動したのは、みんな「やってみよう」っていう気持ちの塊だったこと。新しい技術とアイデアを駆使して毎日新しくて面白いことが生まれていました。

これらのVTuberやVRchat勢のみなさんの前向きさ、まずはやってみよう、つくってみようという姿勢

にむちゃくちゃ刺激をうけてこのコミュニティが大好きになりました。
(この時から仲良くしてる皆さんはFicty設立時、KMNZデビュー時から今に至るまでずっと応援してもらってます・・。感謝・・。)

そして、僕のVTuberへの情熱に対して、いいじゃん、それはいける、やろうと言ってくれた共同創業者の菊地。VTuber/VRエンタメの未来を語りあって意気投合した、DJ RIO。一緒にKMNZプロジェクトを進めることになるまだ社員になる前の熱い男・サカニキとの出会い。みんなが前向きにやってみようということでFictyが生まれます。

この頃同じぐらいのタイミングで、バーチャルストリートでリタとリズと出会い、KMNZが動き出すわけですが。彼女たちそれぞれと一番最初にあって一通りやろうとしてることの説明をした際の会話もこんな感じでした。

に: 「・・と、こういう活動をやりたいんだけどどうかな?」

タ: 「やってみます。まあ、できると思います。(クール)」

ズ: 「たのしそー!やります!(無邪気)」

正直、最初は僕も信頼されてなかったと思いますが(得体の知れないアラフォーおじさんですから)、頑張ってついてきてくれて、初めてのインタビューも、レコーディングも、配信も、TV番組の収録もライブも、前向きに取り組んでくれました。その後の活躍は皆さんも御存知の通りです。2人の才能と前向きさによって間違いなく今のFictyがあります。

なんかほんとこの界隈にいる人達の不思議な前向きさ、新しいことに飛び込む勇気これが重なりあったからこそ、Ficty、KMNZは生まれたんだよなぁ・・って思います。

改めて、これからのFicty

さて、これからのFictyについて。まぁ、基本方針は変わらないんですけど、ちょっと思ってることを。

これは僕個人の考えですが、

Fictyは「カルチャーへの好奇心」を刺激するIPプロダクション

でありたいと思ってます。

この1年、Fictyがプロデュースするキャラクターをきっかけにして「あ、こういう音楽かっこいいな」「ストリートファッションって面白いかも」「この絵みてると落ち着くな」「クラブはじめてだけど行ってみる!」「VRでライブとかわくわくする!」という声をたくさんもらいました。そういう声が何より嬉しかった。

普通に暮らしてたら、知りもしなかった音楽とか、気づかなかった服とか、テクノロジーとか。Fictyというフィルターを通すことでそういう一つ一つのカルチャーの面白さや楽しさに気づいて、好奇心がわいてくる。そうして、以前よりも世界や生きることがすこし楽しくなったり、それをきっかけに友だちとか仲間ができたり、家族と話すことができたら。

そういうみんなの背中をちょっと押すようなものに、Fictyがなれたらすごいいいなぁって思ってます。

音楽、アート、ファッション、テクノロジー。これからは、演劇、物語、フード、空間なども。いろんなカルチャーへの好奇心をもつきっかけをFictyのバーチャルアーティストたちとつくっていけたらと思います。

ということで

まとまりのない長文失礼しました。。
何より言いたいことはこんな感じです。

本当にみなさまいつもありがとうございます!大好きです!

これからももっともっと面白いことをやっていきたいので

引き続きFictyをよろしくお願いいたします!!!

Fiction augments reality.

ninoP

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