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風切るつばさはカララの心情を

東京書籍6年生国語の物語文、良いですね〜

しかし、周りを見てみると表面的な心情の読み取りばかりで、道徳かしら?と首を傾げたくなる内容もチラホラ


国語らしく、三つ巴な人物関係をおさえつつ、その行間を読む指導が望ましいですね。


例えば、
「群れが南に向かって飛んでいく様子を、カララはどんな思いで見送ったのか」

クルルではないのです。カララの行間に想いを寄せるのです。
クルルのもとに黙って降り立ち、クルルに押し飛ばされるまでの様子は、クルルの想像でしか描かれていませんが、十二分に読み取れる内容です。


群れにいたカララについて悪い思い込みで決めつけてしまっていたクルルでしたが、群れを見送る時間を経て、相手の本当の優しさに気付く&カララの愛に気付けた物語と読むと、面白いですね

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