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新ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官』『波よ聞いてくれ』『ゲキカラドウ2』

宮本武蔵や大谷翔平選手だけでなく、エンタメの世界にも二刀流(多刀流)はいるもので、時に「マルチタレント」などと呼ばれたりしますが、ここでは歌手と俳優の両方で一流の方々を見ていきましょう。

古いところでは、加山雄三さんや武田鉄矢さん。女優ならば、松たか子さんや柴咲コウさん。最近ならば、星野源さんに菅田将暉さん、松下洸平さんなどいますが、やはり一番の成功例は福山雅治さんかなと。

『ガリレオ』シリーズや大河ドラマ『龍馬伝』などの代表作がある福山さんですが、2015年に吹石一恵さんと結婚してからの主演ドラマ『ラヴソング』『集団左遷‼』は今ひとつヒットしなかった印象。

そんな福山さんが主演し、大泉洋さんと共演する『ラストマン-全盲の捜査官-』が、4月期のTBS日曜劇場で放送されます。脚本は『マイファミリー』など、最近は日曜劇場への登板が続く黒岩勉さん。フジテレビ御用達時代は、『謎解きはディナーのあとで』や『ストロベリーナイト』なども。

全盲の人たらしFBI捜査官・皆実広見(福山さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉さん)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快バディドラマ。

テレビ朝日というと、『相棒』や『ドクターX』など高視聴率ながら、中高年向けドラマのイメージがありますが、プライムタイムではない「金曜ナイトドラマ」枠は、数多くの名作を生み出しているので、チェックは不可欠。

『トリック』(2000年)、『特命係長 只野仁』(2003年)、『時効警察』(2006年)、『11人もいる!』(2011年)、『民王』(2015年)、『家政夫のミタゾノ』(2016年)、『奪い愛、冬』(2017年)、『ホリデイラブ』『dele』(2018年)、『あのときキスしておけば』(2021年)など。

同枠はジャニーズやオスカーの俳優・女優が主演することが多く。4月期には、オスカーの看板女優・小芝風花さんが『波よ聞いてくれ』に主演。沙村広明さんの漫画原作で、脚本は『LIAR GAME』『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』の古家和尚さん。

泥酔して記憶をなくすという<超絶やさぐれ女>鼓田ミナレ(小芝さん)が、失恋トークをかました地元ラジオ局のチーフディレクターに素質を見出され、深夜のラジオで冠番組を持つことになるコメディ。

『孤独のグルメ』などのグルメドラマといえば、テレビ東京の独壇場。多種多様で数え切れませんが、主人公の生物学的な性差で分けて挙げてみましょう。男性主人公でいえば、『絶メシロード』『ザ・タクシー飯店』『極道めし』『めしばな刑事タチバナ』『きのう何食べた?』など。

女性主人公ですと、『忘却のサチコ』『ワカコ酒』『今夜はコの字で』『晩酌の流儀』『ひねくれ女のボッチ飯』『お耳に合いましたら。』『東京放置食堂』『女子グルメバーガー部』など、女性の方がバリエーション豊富。

そんなテレ東グルメドラマの続編『ゲキカラドウ2』が、4月6日からスタート。主演は桐山照史さんで、共演に土村芳・福本大晴・森田甘路・平田満・高田純次・前川泰之(敬称略)。脚本は、伝説のドラマ『もう誰も愛さない』の吉本昌弘さんのほか、神田優・政池洋佑・守口悠介(敬称略)。

上司である室長・谷岡和彦(平田さん)の影響を受け、「激辛道=ゲキカラドウ」を真剣に追い求める一人の若者・猿川健太(桐山さん)が、男として、仕事人として、一皮も二皮もむけていく成長物語。

最後は、公式による情報解禁前のドラマ情報。昨年、『silent』が社会現象になった目黒蓮さんが、7月期のTBS金曜ドラマ枠に主演すると「週刊文春」が報じています。池上遼一&稲垣理一郎さん漫画『トリリオンゲーム』が原作で、目黒さんはIT社長として成りあがるチャラ男を演じるそうです。


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