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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第41話)&『アトムの童』(第3話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第41話「義盛、お前に罪はない」。

大江広元(栗原英雄さん)と共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛(横田栄司さん)の転落をもくろむ義時。戦を回避するべく源実朝(柿澤勇人さん)と政子(小池栄子さん)が奔走する中、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信さん)らが打倒北条を目指して決起。

鎌倉最大の激戦「和田合戦」が描かれた回。義時と通じている三浦義村(山本耕史さん)を、義盛が見逃さなければ、立場逆転していたであろうと思われるほどの死闘。

実朝(柿澤勇人さん)の「義盛、お前に罪はない」の言葉に感激し、ついに戦いを止めようとする義盛に、義村たちが大量の矢を放ち…仁王立ちの壮絶な死でした。愛されキャラの義盛がついに退場。

にしても、今回は見どころ多過ぎでは。起請文履き出しの「俺の指を使え」。文官の大江広元(栗原英雄さん)が武人としても無双。酔いどれ泰時(坂口健太郎さん)の指揮と朝時(西本たける)の「戸板ファランクス」。巴御前(秋元才加さん)最後の戦い。残りあと7話です。

若き天才ゲーム開発者・那由他(山﨑賢人さん)が、潰れかけの老舗玩具メーカー「アトム」とタッグを組み、経営陣とあらゆる逆境を乗り越えながら新たな挑戦。大資本との覇権を争う姿を描く『アトムの童』の第3話。

誰もその正体を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と呼ばれていた那由他は、6年ぶりに「ジョン・ドゥ」として再び隼人(松下洸平さん)とタッグを組むことに。過去の因縁を乗り越えた矢先に、新たなる困難が立ちはだかった。

前回、それらしいシーンがありましたが、海(岸井ゆきのさん)の元上司・小山田(皆川猿時さん)が、興津(オダギリジョーさん)と密約を結び、アトムに対し、日曜劇場『半沢直樹』を彷彿とさせる「貸し剥がし」。

那由他たちは、他の融資先を探すも全滅。最後の望みで、アジアの投資家へのプレゼン大会『ゲーム・トゥ・マッチ』に参加。スーツ姿の那由他は「ファンっていうのは最強なんです」と名言。ついに配信で見ていたインド人資産家とアポが取れ、那由他たちはプレゼンを決意。

しかし、一難去ってまた一難。肝心のゲームデータが消えてしまっていて。実は小山田のスパイだった、アトムの財務顧問・鵜飼(林泰文さん)の仕業か、はたまたパブリシャーの相良(玄理さん)の策略か。



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