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ドラマ日記『めぐる未来』&『こんなところで裏切り飯』&『ジャンヌの裁き』

何度だってやり直す、必ず君を救い出す。感情の爆発が引き起こす“過去に戻る病”で、最愛の妻・めぐる(早見あかりさん)が殺されるのを阻止せよ!夫・未来(萩原利久さん)が希望と絶望を繰り返す、新感覚タイムリープ・サスペンス『めぐる未来』の初回。

結婚記念日に、めぐるが謎の転落死を遂げる。激しい悲しみの中で未来は“過去に戻る病”を発症し、めぐるが亡くなる数時間前へと戻ってしまう。未来は妻の死を防ぐことができるのか?

めぐるの死を阻止したかに見えたのですが、やはり転落死する辛い展開。犯人に少しずつ近づきながらも、毎回このパターンが繰り返されるのは正直しんどいなあ。

タイムリープが父親からの遺伝で、そのためにめぐるとの間で子供をもうけることに慎重だったという設定。ということは、最後にはめぐるが殺されるのを阻止して、妊娠のハッピーエンドかな。

「榊原ホテルグループ」社長・榊原総一朗(伊武雅刀さん)を、謎の秘書・小野寺真理子(志田彩良さん)が出張アテンド。真理子が用意する驚きの「裏切り飯」が毎話登場する、ハートフルグルメコメディ『こんなところで裏切り飯』の初回。

日本有数のホテルチェーンを経営する豪腕社長・榊原は悩んでいた。「最近、何を食べても感動しない」。仕事柄、日本全国のグルメを食べつくし、
社員からは「鬼の榊原」と恐れられる。孤独な日々。そんな榊原の前に突然現れたのは…謎の代理秘書・小野寺真理子。

榊原の愛媛県松山への出張に同行した小野寺でしたが、予約した店が臨時休業。副島秘書課長(川島潤哉さん)は慌てますが、小野寺がイタリアンレストランに連れていき、グラタンを注文。榊原も大満足という顛末。

クールな秘書と強面の社長が、表情を崩して美味しそうに食べるギャップが、このドラマの肝。志田さんの口元を少々エロティックに映しているのは狙いでしょうね。思わず「たまらんちゃけど」と感嘆の声を上げた小野寺は、博多出身なのでしょうか。次回は長野県諏訪湖の「ジンギスカン」。

シングルファーザーの少女漫画家・越前剛太郎(玉木宏さん)が、検察審査員に任命され、検察にジャンヌ・ダルクのように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく、痛快なエンタメ司法ドラマ『ジャンヌの裁き』の第2話。

人気少女漫画家の婚約会見を見ていた剛太郎は驚く。お相手が次の検察審査会で取り上げる妻殺しの容疑者・瀬川(田島亮さん)だったからだ。事件は遡ること1年前の朝。瀬川が首を吊った妻しのぶ(朝見心さん)を自宅リビングで発見した。

今回の事件は妻・しのぶを殺した罪で逮捕されながら、不起訴になった瀬川隆之に関するもので、しのぶの母・榎本照美(藤田朋子さん)が検察審議会へ不服申立てしていたのでした。

真相を求めて、再び弁護士の近藤ふみ(桜井ユキさん)と調べ始めた剛太郎は、生前しのぶと交流があった配達員の国村淳一(田村幸士さん)の証言と、新しいしのぶのスニーカーから、夫のDVから國村と逃げようとしていたところを、隆之に殺されたと推測。審査会は不起訴不当と判断しました。

しかし、このことが検察の心証を悪くしたようで、審査会の審査補助員を務めていた弁護士の神田達也(森一弥さん)は解任され、剛太郎にも桧山東京地検特捜部長(田中直樹さん)から圧力がかかります。今週もまずまず面白かったです。


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