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ドラマ日記 朝ドラ『ブギウギ』(初回)

銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』の初回。

大正15年、大阪・福島にある銭湯の看板娘・鈴子は、いつも父・梅吉(柳葉敏郎さん)、母・ツヤ(水川あさみさん)、そして個性豊かな常連客の前で歌を披露している。ある日、鈴子は親友のタイ子(清水胡桃さん)から好きな人はいないのかと聞かれ…。

朝ドラは第1週~2週目辺りまでは、主人公が子役の場合がほとんど(『おかえりモネ』などは例外)。『ブギウギ』もそのパターンではありますが、冒頭は成人した主人公として趣里さんが登場。

未婚のシングルマザーで、戦後にスターとなった時期。草彅剛さん演じる作曲家・羽鳥善一の「さあ行こう、トゥリー、ツー、ワン、ゼロ」からの軽快なスタート。

時代は遡り、大正15年。銭湯の看板娘だった鈴子を演じるのは、趣里さんによく似た澤井梨丘さん。「OFFICE MINAMIKAZE」所属。ドラマは初出演なのかな。関西電力のCMなどに出ているようです(youtubeの3分半あたりから)。

鈴子や両親のキャラクター、地域の社交場としての銭湯の様子が分かりやすく描かれた初回。一番の注目は「アホのおっちゃん」役の岡部たかしさんでしょう。『エルピス』『リバーサルオーケストラ』『ハヤブサ消防団』と、最近の名作には彼がいることが多いですね。

余談:今夜10時からNHKドラマ『大奥 医療編』が始まります。鈴木杏さんの平賀源内役が楽しみ。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』を見ていた方、ロバート役の村雨辰剛さんもメインキャストで出ますよ。


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