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新ドラマ『Sister』&『束の間の一花』&『夫婦円満レシピ』

現在放送中の朝ドラ『ちむどんどん』は4兄妹の物語。朝ドラは、子供を複数出産するのが多かった昔を描くことが大半なので、一人っ子設定はまれ。現代劇だった『あまちゃん』のアキ(能年玲奈さん)はその例外。

兄弟関係の中でも、姉妹というのはまた特別なもので、朝ドラでいえば『おかえりモネ』における百音(清原果耶さん)と未知(蒔田彩珠さん)、『あさが来た』におけるあさ(波瑠さん)とはつ(宮﨑あおいさん)など、そのキャラ設定と関係性が物語上、重要な要素でした。

そんな姉妹を山本舞香さんと瀧本美織さんがW主演で演じる『Sister』が10月20日からスタート。あやぱんさん&蜆ツバサさんの漫画原作で、脚本は『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』の泉澤陽子さん&大林利江子さん。

仲良し姉妹の妹・凪沙(山本さん)と姉・沙帆(瀧本さん)。ある日、凪沙は、高校時代の初恋相手である陽佑(溝端淳平さん)と再会し、再び恋心を抱く。しかし、陽佑は姉・沙帆の婚約者だった…秘密と裏切りだらけのノンストップ・ラブサスペンス。

人の死はドラマの中でも様々な形で描かれます。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』では、序盤が戦中でしたから、安子(上白石萌音さん)の母と祖母は空襲で焼死。夫・稔(松村北斗さん)は戦死。父・金太(甲本雅裕さん)、兄・算太(濱田岳さん)も記憶に残る形でその死が描かれました。

一方、余命宣告型の死を描くドラマもあります。『赤い衝撃』の幸子(山口百恵さん)は白血病で余命わずか。『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』の明日香(天海祐希さん)は膵臓癌で余命3か月。『僕の生きる道』の秀雄(草彅剛さん)はスキルス性胃癌で余命1年。いずれも名作です。

そんなドラマがまたひとつ。余命宣告を受けた哲学講師(京本大我さん)と生徒(藤原さくらさん)の恋を描く『束の間の一花』が10月から放送決定。タダノなつのさんの漫画原作で、脚本は朝ドラ『てっぱん』の今井雅子さんと、『着飾らない恋には理由があって』の富安美尋さん。

余命宣告を受けている哲学講師(京本さん)と生徒(藤原さん)。いつ終わりを迎えるかわからない日々を過ごす二人の、儚くも温かい、束の間の恋の物語。

今期ドラマでは、まだ少数派の結婚観が描かれたドラマが二つありました。一つは『初恋の悪魔』。馬淵(仲野太賀さん)は婚約者(山谷花純さん)からオープン・マリッジ(婚外交渉を認め合う夫婦)を提案され、一度は受け入れるも後に拒絶し、破談。

もう一つは『純愛ディソナンス』。 正樹(中島裕翔さん)と離婚したくない妻(比嘉愛未さん)が、かつて正樹の生徒だった冴(吉川愛さん)をセカンドパートナー(恋愛関係だが肉体関係はない)として認める提案をするというもの。

さらに攻めた夫婦関係(スワッピング)を描く『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』10月5日からオンエア。『ちむどんどん』出演中の佐津川愛美さんが連ドラ初主演。共演は千賀健永さん。越川珠江さん&アオイセイさんの漫画原作、脚本は『インビジブル』のプロデューサー浅野敦也さん。

一児の母であり、在宅でライターの仕事をする仁科志保(佐津川さん)。夫の浩介(千賀さん)もイケメンで、周囲が羨む夫婦だが、実はほぼセックスレス状態。ある日、浩介から“夫婦交換”をしようと提案されて…愛する人のためにタブーに挑むラブストーリー&冒険物語。

余談①:早起きして、掃除・洗濯・布団干した後のお茶は格別に美味しい。昨夜はポテトサラダとカボチャの煮付けを多めに作り置き。今朝はご飯を何度も炊いて冷凍。午後は映画館でダブルヘッダー鑑賞の予定。

余談②:昨夜の記事で朝ドラに主演中の黒島結菜さんの次回作のことを書きましたが、今朝正式に『クロサギ』のヒロインとして出演すると発表がありました。キャリアに上書き上書き…ちむどんどんする!



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