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演奏会と恋の自覚&宣言…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第9週「ヒルムシロ」。

万太郎が植物学雑誌の発刊の許可を、田邊教授(要潤さん)になかなか言い出せないでいた月曜日。寿恵子(浜辺美波さん)は元薩摩藩士の実業家・高藤(伊礼彼方さん)の館にあらためて招かれ、鹿鳴館での舞踏会開催に参加するよう要請されました。

話は進み、舞踏練習会講師のクララ(アナンダ・ジェイコブズさん)が登場。寿恵子のためにドレスを仕立ててくれようとしますが抵抗。クララが踊って見せ、洋装の軽快さを示したことで、恵美子も納得。自ら帯を解きました。

新政府の酒への重課税で、「峰屋」も苦境に立たされていた火曜日。祖母タキが倒れるも、綾(佐久間由衣さん)には「万太郎には知らせるな」と。その頃、万太郎は田邊教授に話すタイミングを計っていましたが、ひょんなことから西洋音楽の演奏会に教授と同行する誘いを受けました。

万太郎が採取してきた水草を、ゆう(山谷花純さん)が「故郷ではヒルムシロと呼んでいた」と口にした水曜日。万太郎が故郷がどこか尋ねるも答えず。何かいわくありげです。

田邊教授に連れられて演奏会にやってきた万太郎。キョロキョロしていると、高藤とその妻らしい女性が入場。しかし、その女性は何やら不機嫌そうで。その後、寿恵子がドレス姿で登場。互いに驚きを隠せない万太郎と寿恵子でした。浜辺さんの着物姿も良かったですが、ドレス姿もインパクト大。

高藤の隣の女性が、妻・弥江(梅舟惟永さん)であると判明した木曜日。演奏会の隙を見て、空き部屋で密会した万太郎と寿恵子。そこに高藤が入ってきて。間一髪で万太郎は隠れるも、誤魔化すために足を痛めたフリをした寿恵子を、高藤がお姫様抱っこ。衝撃の万太郎。

ストレートに話し、田邊教授から植物学雑誌(学会誌)創刊の許可をもらった万太郎。それを知った学会の事務局長の大窪(今野浩喜さん)が怒鳴り込んで来るも、上手く丸め込み。大窪チョロい(笑)。とはいえ、万太郎は本格的な恋患いのようです。

万太郎が長屋で悶々としていた金曜日。りん(安藤玉恵さん)、えい(成海璃子さん)、ゆうの三人がやってきて、自らの恋愛体験を語りながら、万太郎を叱咤激励。

誰かを好きになって綺麗なままでいようだなんて、ちゃんちゃらおかしいんだよ」というゆうの言葉もあり、万太郎は高藤が相手でも勝つと宣言し、白梅堂へ向かいました。

あいにく店には寿恵子はおらず、母のまつ(牧瀬里穂さん)が店番。店の菓子を全て大人買いすると、まつと菓子職人の文太(池内万作さん)の前で、寿恵子を迎えに来る宣言。ただし、一人前になるまで店には来ず、先に良縁があればキッパリ諦めると。

その足で万太郎が向かったのは大畑印刷所。植物学雑誌発刊のため、石版印刷技術を習得するためでした。屈強な職人さんばかリの中を過ぎると、さらに迫力のある工場主・大畑義平(奥田瑛二さん)がヤカン直飲み(笑)。


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