初めて人を愛する気持ちを知った春田（田中圭さん）。はるたんの想いを汲んで、背中を押す道を選んだ黒澤（吉田鋼太郎さん）、ついに春田と結ばれた牧（林遣都さん）。５年経った今、みんなが見たかった愛すべき“３人の今”を描き出す『おっさんずラブ-リターンズ-』の初回。

コロナ禍を経て、遅れてきた新婚生活を歩み出す春田と牧。しかし多忙な共働きで、理想とはほど遠い日々を送ることに…。そんな２人のもとに、早期退職して再就職を果たした家政夫の黒澤が降臨！地獄のネチネチ“嫁姑バトル”が勃発する…！

冒頭、春田と牧の結婚式で黒澤が大暴れ…ではなく、ただの夢落ち。その後、春田が係長に昇任していたり、麻呂（金子大地さん）が本社勤務で、できる社員になっているなど、主要メンバーの変化が描かれ。

春田の最初の部下・和泉幸役で、井浦新さんが登場。田中さんとは『unknown』つながり。「おむすびころりん」の店主・六道菊之助役に、三浦翔平さん。井浦さんと三浦さんは『あのときキスしておけば」つながりで、貴島彩理プロデューサーによるクロスオーバー作品的遊び心。

帰国した牧は課長に昇進。激務の中、相変わらずの春田の散らかしぶりに激怒。ちず（内田理央さん）のアドバイスもあり、家事代行サービスを頼んでみると、やってきたのは黒澤だったという展開。

最後は牧がマフラーを春田にプレゼントし、二人で初詣に行くというラブラブなところも見せて、初回は終わりました。

闇バイトに加担した5人の老若男女（鈴鹿央士さん、山本舞香さん、光石研さん、麻生祐未さん、細田俊樹さん）が、とある事情からニセ家族を演じつつ、人生の再起を図る。超クセ強のニセ家族が織りなす、スリリングでユーモラスなドン底エンターテイメント『闇バイト家族』の初回。

とある閑静な住宅街の一軒家。そこにはそれぞれの事情で、同じ闇バイトに応募した５人が空き巣に入ろうと右往左往していた。見るからに慣れていない素人窃盗集団は、目当ての金庫を開けようとするもあと一歩のところで失敗...危機一髪逃げようとするが、なんと今度は人を轢いてしまう!?

山路洋平＝サンジ（吹越満さん）という男に、ひき逃げをネタに呼び出された5人。家族のフリをして、資産家・財前幸四郎（近藤公園さん）の隣に住み、油断させてお金を盗むよう指示されます。

財前にバレバレだろうという、どう見ても怪しい5人。小川健三（光石さん）だけ、コテコテの博多弁という役も、光石さんによく使われる演出。案の定、財前にはバレていて、手下の男たちと共に始末されかかります。

そんな中、陸上選手だった田中颯斗（鈴鹿さん）だけは逃亡に成功。思えば、現実から逃げ続けてきた転落人生を回想し、再び戻るのですが、そこに警察が現れて、財前一味は逮捕されてしまいました。

警察署の前に山路がおり、彼が警部であることが判明。さらにひき逃げで死んだはずの男も生きており、警察官でした。どんな手段でも使うという山路。今後も5人を使って、巨悪を追い詰めていくのでしょう。シリアスなテイストではなく。コメディタッチでした。