新ドラマ『顔だけ先生』&『東京放置食堂』&『モモウメ』ほか

新ドラマ情報が渋滞する時期というのが時々あります。8月も間もなく終わりというこのタイミングで、秋ドラマが6作品ほど出てきました。まずは、名バイプレイヤーの片桐はいりさんが連ドラ初主演する『東京放置食堂』(9月15日スタート)。

片桐さん演じる元裁判官が、東京の大島の居酒屋で第二の人生を始めるという、オリジナル作のようです。脚本は『日本ボロ宿紀行』の和田清人さんと『純喫茶に恋をして』のシーズン野田さん。共演に工藤綾乃・与座よしあき・松川尚瑠輝・梅垣義明(敬称略)。

真野日出子(片桐さん)は元裁判官。人を裁くことに疲れてしまい、退官を決意し、あることをきっかけに大島へ。その場所で、祖父から受け継いだ居酒屋を一人で営む寡黙な若い店主・小宮山渚(工藤さん)と出会い、店を手伝うことに。彼女の第二の物語の扉を開ける。

続いては、「NEXT国宝級イケメンランキング」で1位を獲得したこともある神尾楓珠さんが主演するドラマ『顔だけ先生』が10月9日スタート。東海テレビの「土ドラ」枠。

神尾さんは非常識な高校の非常勤講師役で、それに振り回される学年主任役が貫地谷しほりさん。学園ものなら、生徒役も楽しみですね。こちらもオリジナル作のようで、脚本を『息もできない夏』の水野宗徳さん、『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』の櫻井智也さんほか。

問題が山積みの私立菊玲学園高等に現れたのは、遠藤一誠(神尾さん)。彼は、教師たちの負担を減らすために雇われた非常勤講師…のはずだったが、役立たずなだけでなく、TPO をわきまえない発言や行動によって様々な問題の種をまき散らしていくことに…ちょいエモ学園コメディ。

これまたオリジナル作らしい、福原遥さん主演『アンラッキーガール!』が、10月7日から放送開始。福原さんも出演していた『チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』のプラチナイトモクドラF枠。

“世界一不運”な3人の女性が幸せをつかむため奮闘するコメディということですが、残り二人はまだ解禁されていません。語り担当でバカリズムさん。脚本は、放送中の『武士スタント逢坂くん!』の伊達さんと、『極主夫道』のモラルさん。

とある出来事をきっかけに知り合った、金運を筆頭にあらゆる運がゼロの福良幸(福原さん)ら3人の女たち。毎回不運な事件やトラブル、災難に巻き込まれますが、最終的には思いもよらぬ、小さな幸せが舞い込んでくる!?アンラッキーコメディ。

そして、テレビ東京深夜ドラマのエース枠「ドラマ24」の新ドラマ『スナック キズツキ』。先日『僕の姉ちゃん』のドラマ化が発表された益田ミリさんのマンガ原作で、主演は原田知世さん。

原田さんはあまりドラマに出ない方ですが、『あなたの番です』(2019年)以来かな。テレ東ドラマ自体、初出演だそうです。たしかに、イメージない(笑)。脚本は『三匹のおっさん』の佐藤久美子さんほか。

アルコールを置いていない、ちょっと変わったお店“スナック キズツキ”。客を出迎えるのは、これまたちょっと変わった店主のトウコ(原田さん)。日々ため込んでしまいがちなちょっとした「キズ」を、スナックのママ・トウコと一緒に発散する、ユニークな癒しドラマ。

SNSで人気のアニメ『モモウメ』の実写ドラマ化が決定。全40エピソードを9月10日からHuluで配信スタート。9月12日からは、日本テレビでも放送&Tverで配信されるそうです。

出演は、ドラマ『これは経費で落ちません!』でも共演した、伊藤沙莉さんと江口のりこさん。このキャストだけで期待大。脚本は、『チャンネルはそのまま!』の森ハヤシさん。

24歳新人OL・モモちゃん(伊藤さん)と、40歳ベテランOL・ウメさん(江口さん)は、世代の異なる仲良しコンビ。オフィスで繰り広げられる愚痴や不満などの“お仕事あるある”を、“笑い”と“愛”に変えて、ドタバタゆるゆる描く、心の処方箋ドラマ。

最後は、2000年からスタートした『相棒』のシーズン20が、10月からスタートで、今回も2クール。主演の水谷豊さんの相棒は、再び反町隆史さん。シーズン14からですから、かなり長いですね。

ほかに、石坂浩二・杉本哲太・仲間由紀恵・川原和久・山中崇史・山西惇・浅利陽介・森口瑤子・篠原ゆき子らも続投(敬称略)。今回も初回はスペシャルのようです。

東京拘置所に拘禁されていた元・内閣情報調査室職員・柾庸子(遠山景織子さん)が自殺。内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)による“口封じ”を疑った特命係は、庸子の死の真相を突き止めるべく捜査を開始。やがて事件には想像以上に複雑な思惑と陰謀が絡み合っていることが発覚。そして、ついには、亘が逮捕される事態に――!


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?