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ドラマ日記『鎌倉殿の13人』&『ミステリと言う勿れ』(第9話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第9話。

鎌倉入りを果たした頼朝の一党。敵対した平家方を捕らえるため、頼朝は和田義盛(横田栄司さん)と畠山重忠(中川大志さん)を派遣。これを知った義時と三浦義村(山本耕史さん)は、祖父・伊東祐親(浅野和之さん)と八重(新垣結衣さん)を救うため、急ぎ伊東へと向かう。

一度は敵対した祖父・伊東祐親(浅野和之さん)の助命、八重の救出、平家の追討軍を前に合流した頼朝と武田信義(八嶋智人さん)、富士川の戦いと水鳥の羽音で総崩れになった追討軍など、盛りだくさんの内容でした。

追撃したい頼朝でしたが、兵糧が尽きた板東武士たちは所領が大事と同意せず。所詮、外の人間と思い知り、義時に「儂と坂東、どちらを取る?」と聴いてしまう頼朝の孤独。そこに、義経(菅田将暉さん)との再会シーンを持ってくる巧みさ。この感動が、また逆の意味で効いてくるんでしょうね。

かつて身に覚えのない殺人容疑をかけられた大学生・久能整(菅田将暉さん)が、事件を解決する『ミステリと言う勿れ』の第9話。

整は天達春生(鈴木浩介さん)に招かれ参加したミステリー会が行われている山荘で、かつて美吉喜和(水川あさみさん)がストーカーに殺害されたという事実を知る。喜和だけでなく、ストーカーも暖炉にくべられた夾竹桃の毒性の煙で死んでいる。

ミステリー会の後編。貴和がストーカーに居場所を知られたのは、橘高勝(佐々木蔵之介さん)の過失であり、その後悔が悪い方に転がり、他の罪も重ねていたという悲しい終わり。

実は刑事だったデラとパン役の田口浩正さんと渋谷謙人さんは、犯人役も刑事役も似合うなあ。終盤、ライカ(門脇麦さん)が倒れる急展開。別人格がいるってことなのかな。全11話なので、残り2回。

余談:今週の『あさイチ』プレミアムトークは、『鎌倉殿の13人』に出演中の小池栄子さん。小栗旬さんと大泉洋さんのコメントは絶対入るだろうなあ。



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