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ドラマ日記『しずかちゃんとパパ』(第4話)

生まれながらに耳が聞こえないろう者の父・純介(笑福亭鶴瓶さん)の耳代わり口代わりを務めてきたコーダーの娘・静(吉岡里穂さん)が、ひょんなことから出会った男・圭一(中島裕翔さん)と恋に落ち、結婚するまでの親離れ子離れの顛末を描くホームコメディ『しずかちゃんとパパ』の第4話。

スマートシティ計画の準備室室長として町に住み始めた圭一。純介は怒り心頭だが、静は圭一のために弁当を作るほど浮かれていた。純介は地元の「けんちん祭り」で町を盛り上げて、計画を阻止しようと商店街の面々に提案するが、圭一が「参加したい」と言い出して意外な展開に…。

圭一はスマートシティ計画反対派の梅子(萩尾みどりさん)の店で毎日食事をしていました。すると純介は、食事を出さなければ圭一は出ていくと主張。梅子はプロだからそれはできない、逆に純介は圭一に写真を撮ってくれと言われて断るのかと問われると、断ると。これがラストへの伏線。

静は梅子の店の定休日に気が付き、圭一のために弁当を作ります。本来、素人の他人が作った食事を食べられない圭一でしたが、不思議と美味しく食べられて。これものちの伏線。

「けんちん祭り」は雨の影響で順延した近くの大きなイベントと重なったため、客はさっぱり。その情報を事前に知っていた圭一でしたが、皆の盛り上がりに(空気を読んで)それを言い出せず。謝罪して立ち去る圭一。

せっかく作ったゆるキャラ「けんちんくん」を着ようと、静が置き場にいくも着ぐるみがなく。会場に戻ると、ぽつぽつですが客が来ていて。やがて「けんちんくん」を着た圭一がタクシーで帰ってきて。圭一は大きなイベント会場入り口で、集客のビラをまいていたのでした。

結局、大量の「けんちん汁」は残りましたが、圭一の努力はみな認め、感謝。和気あいあいの中、静と圭一は二人で裏場へ。感情が高まり、手話で圭一に「好きです」と伝えた静。すると、圭一も手話で「好きです」と返答。そう、圭一は手話を習い始めてくれていました。感激で涙する静。

圭一は静に続けてこう言います。「言ってましたよね。同じことをされても、好きな人とそうじゃない人じゃ違うって。僕食べられたんです、静さんのお弁当。それでわかりました、僕はあなたが好きだと」。手話からお弁当話へ見事な流れ。素晴らしい告白シーンでした。

そんな二人を邪魔するかのようにやってきた純介。静がスマホで撮った純介の証明写真が不出来なので、自分が撮ると圭一を写真館へ連れて行くのでした。

二人が両想いになったことをまだ知らない純介。次回ぐらいには打ち明けるのかな。全10話と思っていたら、全8話でした。ちょうど折り返し地点で、両想いというわけですね。スマートシティ計画の落としどころ、親離れ子離れ、そして結婚まで。今後も楽しみです。

余談:『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』今回のゲストはグラビアイドルの鈴木ふみ奈さん。グラドルって興味がないせいか、今一つよくわからないなあと、Wikipediaの項を読んでみる。とりあえず大吉先生は嬉しそうでした。


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