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ドラマ日記『しょうもない僕らの恋愛論』&『あなたは私におとされたい』

デザイナーの筒見拓郎(眞島秀和さん)と、拓朗が20年前に愛した谷村安奈の娘・くるみ(中田青渚さん)と、拓朗を想い続ける同級生・森田絵里(矢田亜希子さん)が絡んだヒューマンドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』の初回。

40代独身のデザイナー・拓郎に、SNSの友達申請の通知が入る。差出人は、20年前に想いを寄せた大学の同級生、谷村安奈。突然の連絡に戸惑いを隠せない拓郎。高校の同級生・絵里も心配する中、「今度の土曜日、会えませんか?」のメッセージが届き…!?

カセットテープが登場するなど、全体にエモい雰囲気。20年前ということは2003年頃。すでにテープの時代ではなかったと思いますが、そこはスルーしておきましょう。

くるみと安奈を、中田さんが一人二役。現在と大学時代が交互に描かれるという『silent』方式。大学時代の安奈は『ハチミツとクローバー』におけるハグちゃん風、一方の拓朗は竹本にも似て。

一緒のバンドだった拓朗と安奈。付き合っていたかどうかはともかく、お互いに好きだったことは間違いなく。どうしてくるみは拓朗に連絡してきたのか、拓朗と安奈はどうして離れてしまい、長く音信不通だったのか。その辺りの謎解き込みのドラマのようです。新鮮味もあって面白いです。

絶対に不倫しない男・相澤直也(村井良大さん)×絶対に不倫させる女・立花ノア(鶴嶋乃愛さん)、理性と誘惑の攻防、ギリギリの不倫サスペンス『あなたは私におとされたい(あなおと)』の第3話。

車のトランクに女性モノのハンカチを発見し、直也を問い詰める妻の夏菜(宇垣美里さん)。必死に説明する直也だったが、夏菜は納得行くはずもなく…。夏菜はそんなストレスが職場にも影響したのか、部下への態度がどんどん厳しくなり、ついに社内でパワハラ問題になってしまう。

落ち込む夏菜を気遣い、夫婦で旅行することにした直也。一方、直也の部下・平野(内藤秀一郎さん)の警告もあり、ノアと距離を取り始めた直也でしたが、ノアは更なる手を打ってきて。

まずはメールの誤送信を装い、夏菜にゴルフ練習場での直也の楽しそうな写真を送りつけ。さらに、直也を会議室に呼び出して、いきなりキスして証拠写真を撮影。そこに現れたのは人事部長。平野の海外勤務希望情報を知っているなど、ひょっとしてノアの人脈網は人事部長まで!?

夏菜の部下の皆木(佐藤友祐さん)の、夏菜への好意もはっきりと描かれた今回(夏菜はまだ気が付いていない)。夫と妻の両面にノアが介入して、夫婦関係にさらなる亀裂をいれそうです。

余談:今日の朝ドラ『舞いあがれ!』に鶴見辰吾さんが、航空機セミナーに参加した大企業の重役役で初登場。鶴見さんといえば『3年B組金八先生』第1シーズンで杉田かおるさん演じる15歳の雪乃を妊娠させてしまった、15歳の父・宮沢保役で有名。

一方で、翌年公開された映画『翔んだカップル』では、薬師丸ひろ子さんとW主演。ひょんなことから、一つ屋根の下に住むことになった高校生男女を初々しく演じていました。

同作はドラマ版もあり、ヒロインを演じたのが桂木文さん。郷ひろみさんの恋人役に選ばれ、ドラマ『ムー一族』で女優デビュー。手塚理美さんと並ぶ、自分の推し女優の一人でした。

ドラマ版『翔んだカップル』では、轟二郎さんのキャラが人気で「ボキ(僕)はね」というセリフが印象的。轟さんは後に『びっくり日本新記録』で“チャレンジボーイ”として活躍。同番組から生まれたのが『鳥人間コンテスト』。なにわバードマンが参加する大会のモデルです。

鶴見辰吾さんから無理やり轟二郎さんにつなげてみました。


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