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ドラマ日記『じゃない方の彼女』&『婚姻届に判を捺しただけですが』

家族を愛する男・雅也(濱田岳さん)が、天然魔性系女子大生・怜子(山下美月さん)に振り回される不倫コメディ『じゃない方の彼女』の第11話。怜子に退学&妊娠疑惑!?

雅也の不倫に気付いた妻の麗(小西真奈美さん)が娘の沙織(宝辺花帆美さん)を連れて家を出て行ってしまい、途方に暮れる雅也。そんな中、盆栽教室で怜子の元に現れたのは、麗だった…。まさに一触即発の2人だが、麗は怜子にある提案をし…。

正妻と不倫相手によるバチバチの直接対決かと思いきや、雅也の好きなところを挙げるだけのゆるやかな勝負ではありましたが、麗も怜子も思うところはあったようで。怜子にフラれた誠(豊田裕大さん)が、彩菜(東野絢香さん)と復縁を図ろうとするのはさすがにないな。

怜子はケジメの為か、彩菜に大学を辞めるつもりであると伝え、片桐(山崎樹範さん)は、大学関係者と関係し、妊娠した生徒の噂を雅也に伝えたことで大慌て。そういえば、濱田さんも出演の、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でも妊娠騒動。来週いよいよ最終回です。

結婚願望なしの明葉(清野菜名さん)が、出会ったばかりのイケメン柊(坂口健太郎さん)から突然プロポーズされ、偽装結婚するラブコメディ『婚姻届に判を捺しただけですが(ハンオシ)』の最終回。世帯視聴率が10・7%と、意外に数字は残したドラマとなりました。

お互いの気持ちを確認した明葉と柊。いちから付き合いを始めることになり、幸せいっぱいの二人。そんな中、一緒に暮らしていた家を退去しなければいけない事態に―!?

すぐにでも結婚したい柊と、しばらく交際してから結婚を考えたい明葉とのすれ違いが描かれた最終話。結局、ソファーを巡る一件により、結婚することに。なんだかこのパターンの繰り返しだった気がするなあ。

見どころはむしろ、美晴(倉科カナさん)と柊のシーン。偽装結婚を知っていたという美晴に、柊は名前を伏せながらもこれまでの想いを“告白”&過去との決別。表情と演出で、美晴が柊の好意に気がついていたことも暗に示されました。兄嫁と義弟…こちらも『カムカム』的要素あったな。

余談:『アバランチ』最終回。想定の範囲内ではありましたが、小気味好い大逆転劇。終盤よかっただけに、序盤中盤がちょっと惜しかったです。奇しくも、『最愛』の加瀬(井浦新さん)と同じく、羽生(綾野剛さん)が姿を消すラスト。局を超えてのタッグで、SPや続編があるといいなあ。


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