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それぞれの決断と旅立ち…今週の『らんまん』

江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第5週「キツネノカミソリ」。

万太郎が植物学の道へ進むことを、綾(佐久間由衣さん)と竹雄(志尊淳さん)に宣言した月曜日。綾も「峰屋」のために働くと。帰郷を前に、逸馬(宮野真守さん)らに挨拶のため集会に出向いた万太郎でしたが、「集会条例違反」で警察に捕縛されてしまい…。

竹雄がタキ(松坂慶子さん)に、万太郎が捕まったことを伝えた火曜日。逸馬が命懸けの嘘で万太郎を庇い、駆け付けたタキが人脈を使って釈放させることに成功。

後ろめたさから暗い表情の万太郎に、タキは「何かを選ぶことは、何かを捨てることじゃ」と名言。釈放時の警官への啖呵といい、朝ドラ『まんぷく』の“ぶしむす”大活躍の回。

帰郷の途中、万太郎がキツネノカミソリを見つけた水曜日。「峰屋」に戻ると、万太郎と綾はそれぞれの進みたい道をタキに説明。万太郎が「生まれてこない方が…」と言ったところで、タキがビンタ。

部屋を出ていったタキを、万太郎が追いかけ補足説明。恵まれて育ったがゆえの苦悩と、「峰屋」に「好きという才」を育ててもらったという感謝を伝えました。

万太郎の固い決意に、タキが「わしは決しておまんを許さんぞね」と言いながら涙した木曜日。蔵人が集まったタイミングで、万太郎の東京行きと綾が「峰屋」を継ぐことが発表されました。分家から異論が出るも、綾の熱いスピーチに皆賛同。分家も了承せざる得ない流れに。

東京について行くつもりが、「峰屋」に残るよう竹雄が万太郎に言われた金曜日。どうすればいいのか、綾やタキ、父・市蔵(小松利昌さん)を巡るも結論がでない様子がコミカルに描かれ。

ついに決断した竹雄。渡せなかった東京土産の簪を綾に渡し、「好きじゃ」と告白。その上で、子供の頃から大切なものが二つあると。一つは綾、もう一つは万太郎。東京へ旅立つ日、残ると見せかけた竹雄が、あっという間に旅支度。二人で東京へと向かいました。


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