鎌倉時代、源頼朝（大泉洋さん）に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時（小栗旬さん）が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第16話。

御家人たちをまとめ上げた頼朝は、弟・範頼（迫田孝也さん）を総大将、梶原景時（中村獅童さん）を軍奉行とした本軍を派兵。八重（新垣結衣さん）に見送られた義時も従軍し、先発した義経（菅田将暉さん）と合流する。

平時においてはヤバい奴（サイコパス）として散々描かれてきた義経が、戦場では常識にとらわれない軍略を連発し、「八幡大菩薩の化身じゃ」と周囲を感嘆させるほど。天才を嫉妬する秀才型の景時には嫉妬の炎。これも先々の伏線になるんでしょう。

一方、前回の上総介（佐藤浩市さん）に続き、好キャラクターに描かれてき木曽義仲（青木崇高さん）も退場。。巴（秋元才加さん）との別れも切なかったですが、その後の描写からすると、和田義盛（横田栄司さん）の妻になる説でいくのかな。

小学生の娘（大島美優さん）を誘拐されたゲーム会社社長の鳴沢温人（二宮和也さん）が、娘 を取り戻すため、警察を排除し、妻・未知留（多部未華子さん）と力を合わせ誘拐犯と戦っていく、ノンストップファミリーエンターテイメント『マイファミリー』の第3話。

温人と未知留は、大学時代の友人、三輪（賀来賢人さん）と東堂（濱田岳さん）という心強い協力者を得て、警察を排除することに成功したが、より確実に身代金を受け渡す為に、ある秘策を犯人に提案する。

警察排除に成功したかに見えた温人たちでしたが、警察側の葛城（玉木宏さん）は諦めず、未知留の父・正文（大友康平）らを自分たちの“内通者”にして捜査を続行。しかし、それに気づいた温人はさらに策を考えていて…という展開。

三話目にして誘拐された娘の救出に成功。しかし、葛城からは「ホシを野放しにしたことをあなたは必ず後悔する」という不穏フラグ。そして、1年後、温人が「なんでこうなるんだよ！」と叫ぶシーンで終了。さてさて、第二章はどうなりますか。

名探偵・金田一耕助を祖父に持つ天才高校生・金田一一（道枝駿佑さん）が、幼馴染の七瀬美雪（上白石萌歌さん）や警視庁捜査一課の剣持警部（沢村一樹さん）と共に、難解な事件を解決するミステリードラマの新シリーズ『金田一少年の事件簿』の初回。

一が通う不動高等学校には、学園七不思議と呼ばれる謎があった。中でも詳細不明の七つ目の謎について真相を知った者は、旧校舎に潜む怪人『放課後の魔術師』に呪い殺されるという。ミステリー研究会の美雪は、部員達とその謎を探ることに。

堂本剛さんが、単発ドラマ版で初代・一役を演じた「学園七不思議殺人事件」からスタート。原作に近いのは堂本さんな気もしますが、五代目の道枝さんも令和版にアップデートされた、シュッとしたカッコよさがありますし、歴代の中でも演技力は一番安定している感。

朝ドラ『ちむどんどん』では、ヒロインの内気な妹を演じ居てる上白石さんが、本作では美雪をしっかり演じていて。『義母と娘のブルース』の頃より、確実に上手くなってるなあ。姉の萌音さんに続き、朝ドラヒロインも夢ではない!?