気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『#コールドゲーム』に出演する中村俊介さん。

金田一耕助や明智小五郎が登場する映像作品は、数多く制作させれると同時に、多数の俳優が演じています。内田康夫さんが生み出した浅見光彦も同様で、水谷豊さん・沢村一樹さん・榎木孝明さんと並んで有名なのが、中村さん版。2003年から2018年の長期に渡り、主演を務めました。

内田康夫原作の人気サスペンスドラマ。中村俊介演じる、長身かつ甘いマスクのルポライター浅見光彦が、日本各地で起こる難事件を解決していく。風光明媚な国内外の様々な地域と歴史的背景を基にした至極のストーリー。

他にも『ハンチョウ〜神南署安積班〜』シリーズ（2009-2011年）などもありますが、最近の作品から『京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ』（2021年）。中村さんは、失意の中、自殺しそうなところを救われた元フレンチの料理人役でした。

デビュー作が大ヒットした新人小説家の潤は、プレッシャーから次回作が書けなくなってしまう。逃れ行きついた先は、京阪電鉄「ケーブル八幡宮山上駅」。潤は元料理人の創介と小学生のこころと出会い、民泊『きずな屋』で長期滞在することに。潤は人々との触れ合いの中で、前向きになっていく。

最後は、陣内孝則さんの福岡時代のバンドを描いた自伝的作品『ROCKERS』（2003年）。中村さんは陣内さん役で主演。他にも、ブレイク前の玉木宏さん、岡田義徳さん、佐藤隆太さん、塚本高史さん、玉山鉄二さんらが出演。

腐れ縁の4人が奏でるロックンロールに限界を感じたジン（中村さん）は、新メンバーを募集することを決意。抜群のテクニックを持つタニ（玉木さん）の加入をキッカケに、真剣にプロを目指そうと考えるメンバーたち。だが、目前にして、メンバーのひとりをアクシデントが襲った…。