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ドラマ日記『しずかちゃんとパパ』(第2話)

生まれながらに耳が聞こえないろう者の父・純介(笑福亭鶴瓶さん)の耳代わり口代わりを務めてきたコーダーの娘・静(吉岡里穂さん)が、ひょんなことから出会った男・圭一(中島裕翔さん)と恋に落ち、結婚するまでの親離れ子離れの顛末を描くホームコメディ『しずかちゃんとパパ』の第2話。

静が純介と一緒に出席したスマートシティー計画の説明会に、開発業者の一員として圭一が現れた。カタカナ交じりの説明で煙に巻こうとする中、いきなり圭一が子どもの頃のランドセルの思い出話を語りはじめる。ぽかんとする一同だが、静だけは圭一の言わんとすることを理解できた…。

前回、静が嫌われている原因は父がろう者だったから(それで備わった特性)ではないか、と言ったため静を激怒させた圭一でしたが、立て替えてもらっていたケバブ代を返しに来た際、静に真意を話すと、静は号泣。周囲から「空気が読めない」と言われ続けてきた二人が理解し合えました。

地元のカラオケ大会への参加を純介の意向も聞かずに不参加にした静、音楽会への招待を父がろう者という理由で躊躇する静、音楽教師であることを隠していたさくら(木村多江さん)。すべてはろう者(純介)への「思い込み」であり、「偏見」であったことに気づいたのでした。

「パパは最高の顔になる0.5秒前にわかる」の静の言葉通り、音楽会での子供たちの活き活きとした表情を、自ら体でリズムを取りながら撮影していく純介。彼もまた、音楽を楽しんでいたのでした。

すでに就寝中の純介を起こし、カラオケ店に向かった静。カラオケ大会の優勝賞品である米30キロゲットに向けて特訓開始。「天城越え」を熱唱する2人でした。初回以上に良かったです。

余談:昨夜の『鶴瓶の家族に乾杯』は4年ぶりの海外SPで「ハワイ島 吉岡里帆がハワイ・ヒロへ!感動のライフスタイル」でした。最高のハワイ旅気分をどうぞ。


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