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ドラマ日記『石子と羽男』(第2話)&『NICE FLIGHT!』(初回)

崖っぷちの東大卒パラリーガル・石田硝子(有村架純さん)と、1回で司法試験に合格した高卒弁護士・羽根岡佳男(中村倫也さん)。“石羽コンビ”が誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む、異色のリーガル・エンターテイメント『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の第2話。

大型ショッピングモールで無料法律相談会を開いていた石子と羽男のもとに、一組の親子がやってきた。母・相田瑛子(木村佳乃さん)は、小学生の息子・孝多(小林優仁さん)が内緒でスマホゲームに課金し、高額請求され困っていた。

両親が離婚後、母と暮していた石子とオーバーラップする母子家庭。塾を辞めるために、高額課金していたという孝多の最初の言葉は嘘で、実は「未成年取消権」で全額返金されることを事前に調べた上での行い。自分の受験のために懸命に働く、過労の母を心配するあまりの狂言でした。

一方で、孝多の知らぬところでの課金も発生していて。実は塾の事務員の女性が、他の小学生をコントロールして不正に課金をさせていたのでした。「親ガチャ」を逆恨みした犯人を演じていたのは、朝ドラ『なつぞら』の富田望生さん。こうした悪役は珍しい!?

副操縦士の倉田粋(玉森裕太さん)が、女性管制官・渋谷真夢(中村アンさん)の冷静な管制の声に“ひと聞き惚れ”したことから始まる恋物語『NICE FLIGHT!』の初回。

粋は、機長の七海(吉瀬美智子さん)と飛行中、悪天候に見舞われる。操縦する粋の手に力が入ったその時、無線から航空管制官・真夢の声が聞こえてくる。彼女の的確な管制に助けられ、無事に着陸できた粋は、声の主を探し始める。

搭乗するフライトにトラブルが起こりがちと揶揄されても前向きで、困っている人を見ると放っとけない性格、そして人との距離感が近過ぎるクセ。そんな粋のキャラクターが描かれると共に、ストーリーや演出に上手く絡められた印象。

当初は誤解もあり無愛想に思えた真夢でしたが、交流会後の自転車修理をしてくれた粋と少しだけ距離が縮み。飛行機に乗ったことがない修学旅行生のエピソードを通して、管制後の「お帰りなさい」で一歩前進。しかし、真夢の成りすましな役で、玉城ティナさんは意外でした。




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