ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第15話)&『マイファミリー』(第2話)

鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第15話。「全部大泉のせい」がトレンド入り。

義経(菅田将暉さん)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高さん)は、後白河法皇(西田敏行さん)を捕らえて京に籠もる。一方、鎌倉では御家人たちが謀反を計画。上総広常(佐藤浩市さん)も加わり、義仲の嫡男・義高(市川染五郎さん)を旗頭とし、頼朝の失脚を企む。

上総介が謀殺された衝撃の回。前日の『土曜スタジオパーク』のゲストは佐藤さんで、インタビュー映像で大泉さんは「神回」、山本耕史さんは「1回最終回を迎えるっていうくらい」、小栗旬さんは「震えがくる」と評していましたが、鎌倉殿と大江広元(栗原英雄さん)の権力者の非情さが見事。

1月15日に小栗旬さんも『土曜スタジオパーク』に出演。その中で、大泉さんが「小栗旬はマスクに『全部大泉のせい』と書いている」と冗談めかして話していたのですが、まさにこの回のことを言っていたんですね。

ちなみに、15日の『あさイチ』プレミアムトークには、朝ドラ『ちむどんどん』のヒロインの父役である大森南朋さんがゲスト出演し、翌週月曜日にお亡くなりに。『あさイチ』と『土スタ』にドラマ途中で出演すると、死亡フラグ説。

小学生の娘を誘拐されたゲーム会社社長の鳴沢温人(二宮和也さん)が、娘を取り戻すため、警察を排除し、妻・未知留(多部未華子さん)と力を合わせ誘拐犯と戦っていく、ノンストップファミリーエンターテイメント『マイファミリー』の第2話。

夫婦で開いた会見は思いもよらぬ方向へ事件を進めていく。二人の信頼は揺らぎ始め…そんな時思いもよらない助っ人が現れる。果たして、夫婦の味方になってくれるのか?家族の絆、友との絆が試される。

警察排除が犯人側との再交渉の条件とされた前回。メンツにこだわる警察との攻防が描かれました。まだ全貌はわからない4年前の事件にこだわる葛城(玉木宏さん)にダーク感が漂い、『桜の塔』をちょっと彷彿。

一方、実は昔、未知留とつきあっていたことが判明した弁護士の三輪(賀来賢人さん)は、当初は協力を拒否していたものの、後に味方となり、警察排除に動くという、同じ日曜劇場枠『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の音羽先生感あり。にしても、犯人像がまるでわからないなあ。


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