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酒蔵巡り「くらの細道」

2024年4月20日、福岡県筑後地方の春の風物詩でもある、西日本鉄道(西鉄)甘木線沿線の4つの蔵元を巡る「くらの細道」きっぷを使ったイベントに行ってきました(21日まで開催)。

システムをまずご紹介。西鉄の各駅で「くらの細道きっぷ」を購入。これには蔵元最寄り駅までの往復乗車券と、おちょこ8杯分無料券が付いています(ただし、別途200円で専用のおちょこ購入が必要)。

2012年からスタートした本イベント。初期の頃から参加していましたが、コロナ禍で中止後、久しぶりの参加。各蔵元は10時からですので、一番遠い駅・大堰にある「みいの寿」&「研醸」に9時台に到着するよう逆算して出発。

驚いたのは、大牟田線から甘木線に乗り換える宮の陣駅でのこと。いつもは空いていて、路線廃止すら囁かれる甘木線の2両列車がかなり混んでいて。しかも、乗客の服装や雰囲気からして、福岡都市圏の人間が多目。大堰駅では100人ぐらいが下車。コロナ禍前はチラホラいる程度だったのに。

思い出したのが、同じ筑後地方で開催される「城島酒蔵びらき」。今や九州最大級の酒イベントになりましたが、こちらも初期より毎年のように参加。当初は手作り感のある小さなイベントでしたが、たくさんの失敗を重ねて、今ではシステムもかなり洗練されていて。本イベントもまさにその過渡期。

まずは「みいの寿」で試飲2杯。その後、有料試飲を1杯飲んで、「三井の寿」を一本購入。『スラムダンク』ファンというわけではありませんが、一昨年映画も見たのでせっかくだからと。

次に隣接する「研醸」へ。他の3蔵は日本酒ですが、こちらは焼酎。試飲2杯頂き、300円のクジを真っ先に引きました。残念ながらハズレでしたが、空くじなしで焼酎のハーフボトル1本を受け取り。元は取れる仕組みです。

事前に調べた時刻表通り、次に向かったのは大城駅。こちらは徒歩1分で「山の壽酒造」に到着。以前は、座敷に上がって洒落た料理なども楽しめましたが、現在は敷地内にキッチンカーやテントなどが入る、大型イベント方式になっていました。

試飲2杯の後、有料試飲に向かうも値段も見ずに頼んだら、一番高い1000円のお酒。とはいえ、やっぱり値段だけの価値はあり、今回一番美味しいお酒でした。21日参加の方は是非。ここではおでんセットを購入。

最後に向かったのが北野駅にある「山口酒造場」。ここでは試飲2杯のみで、大分県大山町の梅を使った梅酒を購入しました。ロックや炭酸割で楽しみたいと思います。こちらも座敷には入れない方式になっていたのは残念。

お昼過ぎには帰宅し、爆睡。朝から酔っぱらって、楽しい休日でした。大きなイベントになりつつありますが、課題もありそう。座敷も予約制の有料にするなど、もっと楽しめるやり方もあるんじゃないかな。


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