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学園ドラマ『青のSP』で若手俳優を青田刈り

若手俳優の登竜門といわれる学園ドラマ。近年は少なくなったとはいえ、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年)のように、生徒役が次々ブレイクする成功例があるだけに、要チェック。

2021年冬ドラマには、『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』、『ここは今から倫理です。』などがありますが、ここでは前者の中から見ていきたいと思います。各大手事務所が、有望な若手俳優を送り込んできた印象。

まずは一番有名な鈴木梨央さん(所属:ジョビィキッズ)。大河ドラマ『八重の桜』では綾瀬はるかさん、朝ドラ『あさが来た』では波瑠さんの子供時代を演じた天才子役。役柄は“Theクラス委員長”。

もうひとり有名な豊嶋花さん(所属:スターダスト)。朝ドラ『梅ちゃん先生』『あまちゃん』『ごちそうさん』に出演。『ごちそうさん』では、杏さんの子供時代を演じました。役柄は妄想中学生?

NHK絡みでいえば、宮原和さん(所属:CARROTE)も。朝ドラ『ひよっこ』では、有村架純さんの妹を演じていました。役柄はクラスの女子の中心グループの一人。

さらに、山時聡真さん(所属:トップコート)。朝ドラ『エール』では音(二階堂ふみさん)が開いていた音楽教室に通う唯一の男子生徒役。大河ドラマ『いだてん』では、主役の一人・田畑(阿部サダヲさん)の子供時代、『少年寅次郎』では主演の井上真央さんの長男を演じました。

最後は秋ドラマに出演していた中から、宮世琉弥さん(所属:スターダスト)。『恋する母たち』では仲里依紗さんの息子で、ラッパー役を演じていました。役柄は何を考えているかわからない、怪しい生徒役。

他にも、池田優斗(ナベプロ)・石井薫子(オスカー)・吉柳咲良(ホリプロ)・田中奏生(研音)・田畑志真(フラーム)・中川翼(トップコート)・牧野羽咲(サンミュージック)・荒木飛羽(スパイスパワー)・木村聖哉(ヒラタオフィス)。長澤樹(TEN CARAT)と、有力芸能事務所の見本市状態。業界のパワーバランスとテレビ局の忖度ってことかな。

ちなみに、池田さんと吉柳さんは、『ここは今から倫理です。』でも掛け持ち生徒役。さて、このドラマからブレイクするのは誰か。放送後も注目したいと思います。




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