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ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第5話)&『だが、情熱はある』(第8話)

母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と工場勤務を続ける孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり恋愛要素ありのセリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第5話。

「3人でカフェを開く」という共通の夢に向けて、サチは毎日を生き生きと送り始める。翔子もまた、タクシー運転手の利点を活かし、おしゃれなカフェ情報を収集。無味乾燥だった日々が、ウキウキとした気持ちに彩られていく。ところが、若葉だけは違った…。

毒親にお金を取られるなど、ちょっと鬱展開が続いていた本作ですが、久しぶりにスカッとする回となりました。

サチと翔子は都会暮らしなので、カフェはそこら中にあるのですが、若葉は田舎に住んでいるので、東京のオシャレなカフェの様な店舗は皆無。悩んだ末、祖母・富士子(宮本信子さん)に東京への引っ越しを訴えると、富士子もフットワーク軽く、一緒に行くことに。

ちくわぶ工場退職の日。最初は普通に挨拶してた若葉ですが、途中から怒り爆発。普段から陰湿なイジメを受けていた若葉は、全員に向かって「私がいったい何したの?あんたたち、いや、お前らに」「お前ら全員、必ず不幸が訪れます。私がお前ら全員に呪いをかけ続けてきたから」と(笑)。そこにサプライズで来ていたサチと翔子とみね(岡山天音さん)というのも最高。

カフェ・プロデューサーの住田賢太(川村壱馬さん)に依頼し、ついに本格的にカフェオープンに向けて動き出した3人と補欠のみね。4人の通帳をまとめ、みねが管理することに。毒親はまだまだ付きまといそうですから、そっちが安全かもね。

オードリー若林正恭さんと南海キャンディーズ山里亮太さんの面白すぎる人生をドラマ化。 嫉妬、劣等感、自意識過剰に人見知り…。そんな負の感情を燃料にしてきたふたりの笑いと涙、切なくて、そして勇気が出る実話『だが、情熱はある』の第8話。

2004年、山里(森本慎太郎さん)は、M-1準優勝で人生が激変。でも…しずちゃん(富田望生さん)ばかりが注目され、イラ立つ山里。一方、コンビ名を『オードリー』にした若林(髙橋海人さん)と春日(戸塚純貴さん)はライブを企画するもお金がなく、春日のアパートで手作りライブを開催。

コンビ内格差が生まれ、しずちゃんへの嫉妬と怒りがおさまらない山里の闇堕ちぶりが、これでもかと描かれた今回。

しずちゃんにオファーが来た映画『フラガール』の4番手役を潰そうとするも失敗。結果的にこの映画が、リアル山里と妻・蒼井優さんを結びつけるわけですから、人生どう転ぶかわかりませんね。

一方のオードリーは“売れっ子”にはほど遠いものの、南海キャンディーズのギスギスぶりに比べると楽しそう。そして、若林がオーディションで深夜ラジオ番組出演をゲット。次回、いよいよオードリーの快進撃が始まりそうです。



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